商標を取るかどうかは知的財産部の重要な仕事の1つでしょうね。
せっかくの描き甲斐のあるテーマなのに、取らなくて良かったね~という結果オーライの大企業にはあるまじきオチには、正直ガッカリしました。
日本テレビ 水曜22時
「それってパクリじゃないですか?」第4話
主演…芳根京子
脚本…佃良太
演出…内田秀実
社長(赤井英和)が社運をかけたプロジェクトのイメージキャラクターにしたいから商標を取らなければいけないという重要な任務を、
社員の一存で取らないなんて、そりゃホントはダメでしょう!となかなか送信しない亜季(芳根京子)にイライラしました。
たしかにコロナ禍に電通が「アマビエ」の商標を取ろうとして、世の中のひんしゅくを買って取り下げたってことが確かありましたが、
縄文土器に描かれたツキヨンって、「アマビエ」とは違うでしょう。
炎上しませんって!縄文ブームとか、縄文土器のインフルエンサーとか、なんだかな~でしたよ。
それに純粋に乗っかってしまう亜季が、社会人としてどうなんだって、ちょっとイライラしてしまいました。
結果オーライで辛うじてセーフでしたが、それで商標をライバル会社に取られていたら大問題ですよ。
芳根京子は天然のいい子キャラを演じることが多いですが、あのニヤっと笑う感じがどうもワンパターンっぽくて、いつもこんなだなと思ってしまいます。
なので、私めの芳根京子のベストは、喫茶店の看板娘なのに裏の顔があった「コタキ兄弟の四苦八苦」のさっちゃんなんです。
もっといろんな役柄に挑んでほしいのになと思っています。
大体、ライバル会社はなんでいきなり商標を横取りしようとしたんですかね?
ただの嫌がらせですか?
それで炎上してたら世話ないですね。
今回唯一良かったのは北脇(重岡大毅)も実は親会社の開発部にいた人で、優秀な同期の才能にはかなわないと、知的財産部に自分は移り、汗と涙の結晶である開発された商品を守ることにしたというのが分かったことでした。
そこは亜季と同じだったんですね。
前回の侵害予防調査の添削もしてくれてましたし、北脇の好感度はにわかにアップしましたね。
今回の評価は…6