天海祐希って「緊急取調室」の時もそうでしたが、相手が強めのキャラで強敵であればあるほど、天海祐希自身も更に輝くんですよね。
そういう意味では、今回の水野美紀との対決は期待通り見ごたえがありましたね。
ホストクラブでシャンパンを頭からかけあうシーンとかは、映画「疑惑」で桃井かおりと岩下志麻がワインをかけあう名シーンを彷彿とさせましたね。
フジテレビ 月曜22時
「合理的にあり得ない~上水流涼子の解明~」第4話
主演…天海祐希
脚本…根本ノンジ
演出…光野道夫
今回は久実(白石聖)に涼子(天海祐希)が8ヶ月前に探偵事務所を始めて、最初の依頼について語って聞かせるというものでした。
弁護士時代の後輩が連れてきた依頼者の真紀(市川由衣)は、メディアで人気の美容家、樹里亜(水野美紀)のクリニックで結婚を機にあざを消す施術を受けるもかえってひどくなり…
それを治すための費用を樹里亜に出させたいという依頼でした。
早速、乗り込むと散々待たされた挙げ句、弁護士資格を失った涼子を犯罪者呼ばわりしてあざ笑い、相手にしません。
この登場シーンからして水野美紀の樹里亜は強烈で、その毒々しさがさすが!水野美紀でした。
涼子は樹里亜がイケメンの秘書を探していると知り、たまたま出会った貴山(松下洸平)をスカウトし、スパイとして送り込みます。
…で、ヤバいことが書いてある手帳の存在がわかり、金庫にしまっているその手帳の中身を、樹里亜を酔いつぶれさせて、カギを拝借し見てしまおうってことに。
ホストクラブに涼子も居合わせて、冒頭に書いたシャンパンのかけあいとなったのです。
ドタバタの末に、手帳の中身はスマホで撮りましたが、それをネタに追及はしきれませんでした。
悲観した真紀は自殺してしまったそうです。それまでの軽~い感じとギャップのある結末でしたが、
まさかのその樹里亜が、命を狙われているから助けてほしいと依頼に来ます。
なぜわざわざ涼子のところに?
まさかの水野美紀、2週またぎでした。
次回も天海祐希vs水野美紀は見られるのか、楽しみです。
事件に巻き込まれたらしい貴山の父親には、何があったのかも気になりますね。
貴山は何かと謎が多いです。
今回の評価は…7