ビジネスに正義なんて無い…「それってパクリじゃないですか?」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は月夜野ドリンクの人気商品、ジュワッとフルーツの炭酸バージョンを大学生と共同開発をし、いざ特許出願となったら…って話でした。




日本テレビ 水曜22時

「それってパクリじゃないですか?」第6話


主演…芳根京子

脚本…丑尾健太郎、佃良太

演出…鯨岡弘識




ドリンクとかだと、化合物とかからんでくるので、大学の研究室と共同開発ってこともあるんですね。





開発は進んでこれから特許出願という時に、学生がもうすぐある学会で、この研究成果を発表すると言い出します。





学生も前もって言っておけば良かったのに、特許出願前に学会で発表されてしまうと新規性が失われ、特許が通らなくなるわけで、改めて呼び出し事情を説明し、特許出願後に学会発表してほしいと頼みます。





しかし、なんでダメなのかと狩野(若林時英)という学生が食ってかかります。





一緒に開発したのに1人占めする気か!とか、大人は汚い!とか散々な言われようです。




この食ってかかる狩野役の若林時英は小栗旬や綾野剛の事務所の若手で、以前「オクトー」というドラマで取調を受ける青年を怪演し注目した人で、高い演技力の持ち主です。






…で、北脇(重岡大毅)が反論するかと思いきや、それより早く、亜季(芳根京子)が立ち上がり「ビジネスに正義なんてありません!」と言い放ちます。




そのあと、北脇さんみたいなことを言ってしまったと落ち込む亜季を、複雑な表情で見る重岡大毅の顔芸が笑えましたね。





実は学生側には大学院を卒業する先輩が

助教で残れるかが決まる大事な学会発表だったらしく、





そんな事情ならと亜季や北脇が尽力し、

特許出願を早められる方法を見つけ出してあげるのでした。





同じ研究成果が出ても、それをアピールのため発表したい学生側と、ビジネスにつなげるために伏せておきたい企業側との対比が鮮やかに浮き彫りになるエピソードでした。




そういえばカメレオンドリンクは特許を取らないことにしたらしく、それは特許を取ったらオープンになり企業秘密の製法を真似される可能性があるからってことでした。

なるほどな~と勉強になりましたね。





試飲会の感想で出たヤバいという言葉が巧みに伏線になっていたり、亜季と北脇がそれぞれ勘違いしていたり、なかなか良くできていた回だと思います。





今回の評価は…8