この終わり方って続編を作る気なんだなと嬉しくなりました。
このヒロイン、ミナレ役で小芝風花はまた一皮むけましたからね。
続編でまた見られたら良いなと思います。
テレビ朝日 金曜23時15分
「波よ聞いてくれ」最終回
主演…小芝風花
脚本…古家和尚
演出…住田崇
今回はミナレの母親、唯(高島礼子)が登場。ミナレが恐れるだけあってこの母親がまた強烈な母親でしたね。
父親(立川談春)はちゃらんぽらんなクズでしたが、母親は対照的にミナレにちゃんとした結婚を求めるカタブツで、おまけに格闘能力が高いという凄腕でした。
かつては極妻を演じた男前な高島礼子には適役でしたね。
このドラマは次々に女傑が登場しますね。
さて、今回は千葉で地震が発生、大規模停電が起きる中、あえてニュースではなく「波よ聞いてくれ」を時間を延長して放送。
地震発生後に不安であるリスナーに語り続けるという話でした。
ミナレ本来の毒々しさや怒りのキレ味には欠けましたが、なるほどラジオの果たす役割ってこういうところにもあるよなと感心しました。
役目を果たして疲労困憊のミナレに、その後を引き継ぐまどか(平野綾)がねぎらい褒めたのは感動的でした。
シセル光明とミナレの関係性は最後まで分かりませんでしたね。
いずれにせよ、小芝風花は期待にそむかぬ演技を見せてくれて、嬉しく見終えました。
今回の評価は…8