三池演出にしてはおとなしめ‥「警部補ダイマジン」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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クセ強めの映画をあまた撮ってきた三池崇史監督が演出するとあって、どう普通の連ドラとは違うものになるか楽しみにしていたんですが、




初回はちょっと拍子抜けするくらいに、三池演出としてはおとなしめでしたね。やはりテレビドラマっていろいろ規制があったりして仕方ないのかもしれませんが‥




テレビ朝日 金曜23時15分

「警部補ダイマジン」第1話


主演…生田斗真

脚本…徳永友一

演出…三池崇史




ただ、とはいえ、出だしのダークな色調の緊張感みなぎる映像の連続とかは、期待感をあおりましたね。





何せ、いきなり主人公の台場(生田斗真)が刑事なのに、元警察幹部(宅麻伸)を自ら手にかけて殺してしまうんですから。





これは久しぶりにダーティーなヒーロー登場か?ともなりました。




しかし、その盛り上がりは長くは続かず、台場の犯行を特命捜査対策班の平安室長(向井理)に見透かされ、




それをバラされたくなかったら…と対策班に台場か異動させられると、ダーティーさも緊迫感もなりを潜めてしまいました。




台場を演じる生田斗真にも初回を見る限りではあまり魅力を感じませんでした。




むしろ、抑えめの演技ながら腹に一物ありげな平安役の向井理の方が、とらえどころのない怪しさがあって良かったです。




対策班には個性的な賀来(シシド・カフカ)や牡丹(浜野謙太)がいて、彼らと警察内部に不都合なことがある未解決事件をどう扱っていくのか、そこは楽しみではあります。




三池崇史にはもうちょっとチャレンジしてもらいたいなと願うばかりです。





今回の評価は…7