若い3人は頑張ってますが…「トリリオンゲーム」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これまで目黒蓮が演じてきた役とはかなり違う、真逆ともいえる役にどうしても違和感を覚えた方は、多いのではと思います。




私めも初回を見る前からそこが気がかりで期待度ランキングでもあまり上位にはしませんでした。




…で、初回を見てどうだったかと言うと…




TBS  金曜22時

「トリリオンゲーム」第1話


主演…目黒蓮

脚本…羽原大介

演出…村尾嘉昭




う~ん、目黒蓮なりに頑張って演じてますよ。

でも、今の目黒蓮がやらなくても良い役ではというのが正直な印象です。




「silent」の想のイメージがあまりに強いために、そこから脱却したい意図もあるのもしれませんが、





そんなに焦らなくても、だんだんに役柄を広げていけばいいのに…と思ってしまうのです。





せっかく築いてきたキャリアに傷をつけかねない、危うい挑戦だと思います。





目黒蓮が今回演じる陽はスラスラと平気でウソがつけるコミュ力抜群の人たらし。




Googleやマイクロソフトのように1兆ドル稼いでみせると豪語するハッタリ男。




そんな陽は日本最大のIT企業ドラゴンバンクの最終面接で、中学の同級生、学(佐野勇斗)と再会。




学のパソコンオタクの才能を認める陽は一緒に入ろうと言いますが、学は不採用だったので、自分も内定を蹴ってしまいます。




型破りともおバカとも言える陽の行動は、ありえないと鼻白むか、痛快と受け入れるか、分かれると思います。





まして、陽は平気でズルもしますからね。そこを許容できるかは視聴者次第でしょうね。




今回のコンテストも明らかにルール違反しているのが先バレしていると、応援する気が薄れるし、陽の奇行がスゴい!とはなりにくい感じでした。




ドラゴンバンクの創業者(國村隼)の娘である桐姫(今田美桜)は今田美桜には若すぎる役かと思いきや、原作でも20歳らしく、そういう意味ではハマッているのかもしれません。




今までは高慢な役よりアシスト系の役が多かった今田美桜だけに、何だか無理して演じてるな~とつい思ってしまうのでした。





それでも雰囲気を作って頑張ってるんですよ、今田美桜なりに。

そこは評価してあげたいなと思いました。





そういう意味では、あまりイメージがついていない佐野勇斗はやりやすいかもしれません。





コミュ下手のパソコンオタクをそれらしく演じていて、無理してないことでは一番です。





三人の頑張りは十分感じています。

脚本、演出は三人がヘタくそに見えないようしてあげたいと思います。





今回の評価…7