2人は幸せになってほしいんだけど…「初恋、ざらり」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私めは良い恋愛ドラマの尺度は、いかにメインの男女が幸せになってほしいと素直に思えるかだと思っています。




月9の「真夏のシンデレラ」には全くそんな感情がわきませんが、このドラマの2人には幸せになってほしいんですよね。




前途多難なのは分かっているだけに…





テレビ東京 金曜24時12分

「初恋、ざらり」第4話


主演…小野花梨、風間俊介

脚本…紡麦しゃち

演出…倉橋龍介




どんどん親密さを増していく有紗(小野花梨)と岡村(風間俊介)。




しかし、有紗はまだ肝心の自分に知的障がいがあることを言い出せずにいます。





そもそも言うべきか、隠しておくべきか。友人は言わない方が良いと言い、母親の冬美(若村麻由美)は早めに言っておけと言います。





同僚に療育手帳を見られたために職場では陰口を言われ始めていて、それを聞いてしまった有紗は岡村の耳にも遠からず入るのではと恐れてしまいます。





初めて性行為に及んだ時に、岡村は有紗は処女だと思っていたのに、そうではないことを知ります。




でも、それを気にせず受け入れてくれた岡村につい心を許して、有紗はポロっと知的障がいのことを話してしまいます。





さすがに岡村もそれには、えっ?!ってなりました。

さて、次回以降どうなるんでしょうか?





有紗のモノローグが改めて心にずしんと響きます。



「どうして私には障がいがあるんだろう?どうしてみんなには障がいが無いんだろう?」




シンプルですが、実に深い言葉ですね。

障がいを抱える人とそうでない人の間にある壁というか、溝というか、その絶望的な深さを感じさせます。





普通の恋愛がしたい、有紗の切なる願いはかなうのか?見守りたいと思います。





今回の評価は…8