合わない仕事は人を殺す…「転職の魔王様」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回のエピソードも現実味のある話で、こういう人は世の中に沢山いるんだろうなと思いました。




来栖(成田凌)も千晴(小芝風花)も自らが過去に失敗し、仕事のために心が壊れた経験があるから、そうなる人を減らしたいという思いが明確になってきて、更に見やすくなったと思います。





フジテレビ 月曜22時

「転職の魔王様」第3話


主演…成田凌

脚本…小峯裕之

演出…丸谷俊平





今回、転職を希望してきたのは、大手食品メーカーの営業マンの笹川(渡邊圭祐)。自分の仕事ぶりを評価してもらえないからというのがその理由。




来栖は笹川の仮面のような笑顔から、上司にウケの良い部下を演じてきた厄介な人物と見抜きます。




実際、笹川は上司の西田(新納慎也)に接待に連れて行かれても、体育会のノリで明るく元気にヨイショするみたいなことしか求められていませんでした。




とりあえず3年と耐えてきたようですが、辞めていった同期はみんな自分の居場所を見つけて生き生きしていました。





来栖に時間を無駄にしていたのではないか?と厳しく指摘されてしまいます。




そんなことはないと思いたい笹川は、接待の場で自分なりの提案を言い出しますが、相手には嫌がられ、西田からもそんなこと求めてないと叱責されます。




自分はどこに行ってもこんなことになるのかと落ち込みますが、来栖はちゃんと社員を多角的に評価してくれる社長がいる会社を紹介し、





笹川が急な仕事で面接に行けなくなっても、面接をリスケしてあげました。




なぜ、来栖がそこまでするのか、不思議な千晴でしたが、洋子社長(石田ゆり子)が教えてくれました。




「合わない仕事は人を殺す」とこの会社に入ってきた当初から言っていたと。

自分が仕事の失敗で心が壊れたからという背景があるようです。




笹川役の渡邊圭祐はハマり役を好演しましたね。

脚本がしっかりしていて安定感のあるドラマです。




今回の評価は…8