支え合うことの難しさ…「初恋、ざらり」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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有紗(小野花梨)の母親の冬美(若村麻由美)は見た目に反して、意外と真っ当なことを言うんですよね。




今回は有紗に岡村(風間俊介)におんぶにだっこでなく支え合わなければダメと言ってくれるんですが、「支え合う」というのが有紗にはよくわからなくて…




テレビ東京 金曜24時12分

「初恋、ざらり」第6話


主演…小野花梨、風間俊介

脚本…坪田文

演出…池田千尋





所長への誕生プレゼントをサプライズで渡すべく隠しておいたのを湯川(尾上紫)は気づかずに捨ててしまいます。




いざ、渡そうという時に、見たらプレゼントがありません。

誰が捨てたの?ってことになりますが、湯川は黙っています。




すると有紗は自分が捨てちゃったのかもしれないと名乗り出ます。

これが支え合うってことなんだと思ってしまうわけです。




岡村は薄々、湯川ではないかと気づき、有紗が悪者になるのはおかしいだろうと憤りを覚えます。




そんな岡村の怒りに接して、有紗は悲しくなります。




この2人のズレが何とも切ない回でしたね。軽い知的障がいがあるからこその有紗のピュアさは、普通の人間からしたらやはり違和感となることもあるわけで、




そんなギャップをどう岡村は埋めていくのか、愛情だけでは容易ではないでしょうね。

今回は深いエピソードでした。




今回の評価は…8