距離が縮まる静と道永…「しずかちゃんとバパ」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

町に住み込んで開発に反対する住民たちの理解を促すことになった道永(中島裕翔)。





空気が読めず変わり者と思われがちな道永ですが、静(吉岡里帆)や住民たちと接することで、道永にも変化が見られてきた回でした。




NHK  火曜22時

「しずかちゃんとバパ」第4話


主演…吉岡里帆、笑福亭鶴瓶

脚本…蛭田直美

演出…岩本仁志




今回良かったのは、道永が町中を回りながら写真を撮り、開発後のイメージと重ねて見せていくことで、




いかにこの町がさびれて開発を必要とする町かがより明確になったことでした。





それがあったために道永が集客に協力した「けんちん祭り」に、近隣で他のイベントがあったら、そちらに客を奪われるという切実さがよく伝わったと思います。





今までの空気が読めない道永だったら、イベントの日程がズレて重なったら、すぐ住民たちに言いそうなところですが、




住民たちが活き活きと道永の提案を聞き、集客のために励んでいる姿を見たら言い出せなくなってしまったのです。




道永の成長を感じましたし、住民たちも道永はいいヤツとわかってくれたようです。




道永を敵対視し、頼まれても写真を撮ってやらないと息巻いていた純介(笑福亭鶴瓶)も、証明写真を撮ってくれました。




そんな道永に静は好意を持ち始めていて、いつも道永が食べてる定食屋が休みの日に弁当を作ってあげます。




素人の手作りの料理は母親以外食べられなかった道永は、そのお弁当を食べられて、自分も静に好意を抱いていると知りました。





けんちん汁も食べられないのではと気遣い、2人で離れた場所に行って、そこで覚えたての手話で道永は静に好きですと告白しました。

ほのぼのとした良いシーンでしたね。




道永の変化を繊細に中島裕翔が好演しています。こういうデリケートな役がやはり上手いです。




今回の評価は…8