共に2度目の人生をやり直している九条(松岡茉優)と鵜久森(芦田愛菜)。
お互いに相手がそうだと分かり、より強固な絆ができたように思えたのですが…
日本テレビ 土曜22時
「最高の教師~1年後、私は生徒に■された~」第6話
主演…松岡茉優
脚本…ツバキマサタカ
演出…鈴木勇馬
前回のラストで鵜久森は東風谷(當真あみ)から好きかもしれないと告白されました。
鵜久森が返事をする前に東風谷は逃げてしまい、そのまま学校にも来なくなってしまいます。
そんな東風谷の話を九条はちゃんと聞いてあげて、東風谷は鵜久森の返事を勇気を出して聞くことにします。
九条の計らいで2人きりになると、鵜久森は自分が2度めの人生を今送っていて、最初の人生では、いじめられ不登校になった鵜久森を心配して、東風谷は何度も家に来てくれたようで、その時にも好きと伝えられていたのでした。
しかし、その告白に返事することなく自殺をしてしまったので、2度めの人生は
ちゃんと東風谷に返事するためにまたヤリ直してると思っていたようでした。
自分を好きになってくれて、ありがとうと、鵜久森は東風谷に伝えられました。
東風谷役の當真あみは近くは大河ドラマ「どうする家康」で家康の娘亀姫を演じてましたが、「妻、小学生になる」の中学生小説家役や「Get Ready」で主人公の営むケーキ屋に来る女子高生役などで注目した有望株です。
この東風谷役もデリケートな役柄でしたが、丁寧に演じていましたね。
百戦錬磨の芦田愛菜とも遜色なく対峙してました。
しかし、鵜久森がしきりと3周目は無しだからとか、不吉なことを言い出し雲行きが怪しくなります。
九条にもし自分に何かあったら後を託したいというビデオレター。
長尺を芦田愛菜のセリフで見せきりましたが、芦田愛菜ならばこそでしたね。
鵜久森は何者かに呼び出され、何かを取り合うはずみで転落死してしまいました。
自殺したのと同じ日に。
ってことは、九条もまた卒業式までの命なんでしょうか?
緊張感がグッと高まりましたね。
今回の評価は…8