静(吉岡里帆)と圭一(中島裕翔)はデートをすることに。
この2人らしいぎこちなくて、ほのぼのしたデートでしたね…
NHK 火曜22時
「しずかちゃんとパパ」第5話
主演…吉岡里帆、笑福亭鶴瓶
脚本…蛭田直美
演出…岩本仁志
会社の先輩のアドバイスを受けてデートプランをキッチリと作ってきた圭一。
ランチは行ったことがある店が良いと言われますが、常連にしているカフェぷらむには純介(笑福亭鶴瓶)がいるらしいので行けず、
純介のために静が作った弁当を分け合い食べることに。
こんなイレギュラーも楽しいと受け入れられるようになった圭一は、静のおかげで自分が変われたことを感謝します。
今回のデートの最大の目的は、スマートシティ構想は今ある街を無くすんではなく、良い方へ変えるんだということを静に知ってほしかったんです。
今ある商店街の入口のアーチも残そうと圭一は考えていました。
変わることは楽しいってことを商店街の人たちにも知ってほしいのでした。
圭一自身が変われたからこそもあるんでしょうね。
キスはなかなかできませんが、親密さは増していく2人ですが、スマートシティが実現に動けば、圭一は東京に戻ってしまうんですね。
それについていくかどうか、そこが静の悩みどころになりますね。
純介の方は、なぜ街の人や妹の幸江(戸田恵子)とは手話無しで会話ができるか?と、なぜ聾学校の同窓会に行こうとしないのか?の謎が解かれました。
手話無しで健常者と話せるように厳しくしつけられたという純介の幼少期も、
同じろう者で妻となった女性と知り合えて手話が使えたことも、
同窓会に出ると手話ができる同士で話せて楽しすぎるから自戒して出ないようにしていたことも、
どれも切なく心にじんわり来るエピソードでした。
特に泣けたのは、産まれた静のために幸江に声をテープに吹き込んでもらい、聞かせていたというエピソードでした。
あと、さくら(木村多江)の息子が働く店に行き、それをさくらに写メで知らせたのも良かったですね。
「A-Studio」みたいでしたけど…(笑)
今回の評価は…8