昭和では結婚して子どもができて…が普通に幸せみたいな概念があったんですよね。
だから、昭和生まれの父親たちは、悪気もなく、いまだにその考えのままで、
美和子(生田絵梨花)の父親(遠山俊也)は、いまだに独身の妹を孤独で寂しい人と言い、向井(赤楚衛二)の父親(光石研)は頼んでもないのに結婚相手を見つけようとするんです。
しかし、子どもたちはもはや多様化し、そうではなくなっている令和に生きているわけで…
日本テレビ 水曜22時
「こっち向いてよ向井くん」第7話
主演…赤楚衛二
脚本…渡邉真子
演出…長野晋也
結局、美和子は叔母さんのような生き方がしたくて、父親に反発しているだけなんじゃないかと私めは思ってしまいました。
向井のあとに付き合ったカレとは5年も付き合ったみたいですが、結婚についての話は出なかったんですかね。
相手も納得して付き合っていたなら、なぜ今さら別れたのか知りたくなりました。
ホントは結婚もいつかはと思っていても我慢してたんですかね。
坂井戸(波瑠)が言うように、向井はそのカレと別れたロスを埋めるための止まり木にすぎなかったわけです。
サービスエリアって、たとえはあんまりでしたけどね(笑)
でも、坂井戸の忠告もあってか、このままズルズル都合の良い男扱いでいかなくて良かったですよ、向井くん。
初めてこっちから言ってやりましたね。
えらい、えらい!
今回、よく言ったMVPは向井の母親(財前直見)でしたね。
息子の結婚相手を必死で探す夫にビシっと言ってくれました。
このお母さんはホントによくできたお母さんですよね。
ボコボコにされた父親を慰めるために、自分の店に連れてきて愚痴を言わせる元気(岡山天音)が優しかったです。
今回の評価は…8