ホントのことを言ってしまう有紗…「初恋、ざらり」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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あ~やっぱり、ホントのことを言っちゃうんだな、有紗(小野花梨)は…。

そう思わされましたが、ホントのことを言わずにはいられなかった有紗の気持ちも痛いほど伝わりました。




テレビ東京 金曜24時12分

「初恋、ざらり」第8話


主演…小野花梨、風間俊介

脚本…矢島弘一、池田千尋

演出…池田千尋




有紗を両親(尾美としのり、熊谷真実)に紹介することになった岡村(風間俊介)




2人の間では知的障がいのことは伏せておこうということになります。

有紗の母親冬美(若村麻由美)も同じ考えでした。




わざわざ、嫌われることを言う必要は無いってわけです。

黙っていればわからないわけですから。




岡村家では、あどけなく素直な感じの有紗は好感を持って迎えられました。




箸の使い方がひどくて手巻き寿司に苦労する時とかは、ドキドキしましたけどね。

父親にビールをつぐ時とかも大丈夫なのかとハラハラしました。





何とかクリアしたかなと思ったんですが、帰り道で有紗は実は母親に明かしてしまったと言い出します。




回想では、母親におもむろに「それって遺伝するかもしれないのよね」とまで言われていたと分かります。




そういうことを気にしてくるのか…という有紗の悲しげな目が印象的でした。




両親があまりに自分に好意的なので、隠して接することがいけないんじゃないかとピュアな有紗は思ってしまったんでしょうね。





自分が普通であれば岡村の両親も認めてくれるのではと、料理を覚えようとしたり、職場でも配車の仕事を引き受けようとしたり、





有紗のけなげな努力が切なかったです。

配車とかやったら失敗もあるだろうと、無理をしないように言う岡村とのズレが痛ましくもありました。




今回の評価は…8