今回は環田(市原隼人)と向井(赤楚衛二)のからみがやけに面白かったですね。
向井の心の声が絶妙でした。
日本テレビ 水曜22時
「こっち向いてよ向井くん」第8話
主演…赤楚衛二
脚本…渡邉真子
演出…草野翔吾
向井と坂井戸(波瑠)が仲良さそうにしているのを見てしまった環田(市原隼人)
以前は向井の会社の先輩だった環田は、向井を食事に誘います。
久しぶりに話すのに、坂井戸から環田のことをいろいろ聞いて知っている向井は、環田が離婚したことも知っていて、ギクシャクした会話になります。
あまりしゃべらずいかつい環田はちょっと怖くてビビり気味の向井。しきりにご機嫌を取ろうとします。
するとタイミング悪く坂井戸から向井の携帯に着信が…当然ディスプレイには名前が!
気まずい向井。
すると環田は向井に坂井戸にちょっかいを出さないでくれ…とクギを刺してきます。
ただの店の常連仲間で何もないと向井はかわすんですがね。
タイミング悪く、向井の会社と環田の会社がコラボする仕事が入ります。
一緒になるとつい親しげにしてしまう坂井戸と向井。
無言の環田にビビって、坂井戸からそっと離れようとする向井に笑いました。
赤楚衛二はこういうビビり演技が絶妙ですね。
どうやら結婚なんて気にしない大人の関係だったはずの環田と坂井戸の仲だったのに、向井の存在が環田に嫉妬と独占欲の炎を燃やしてしまったようで、
珍しく昼間に坂井戸を誘ってデートをしたり、結婚のことを口にしたりしてしまいます。
坂井戸はそんな環田に幻滅したようで、恋の賞味期限切れのように別れてしまいます。
パフェだったら、上に乗っているフルーツとかさえ食べればいいという坂井戸と、下にあるフレークやクリームこそ食べたいという向井。
素を相手には見せたくない坂井戸は、気づけば自分の素をさらして、向井とは朝食も平気で一緒に食べられていることに気づきます。
向井への見方、接し方が変わりますかね。
しかし、環田はカッコよくない役でしたね。市原隼人、お気の毒に…でした。
今回の評価は…7