人とのつながりを諦めないで…「転職の魔王様」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は洋子社長(石田ゆり子)がメインの変則的な回でしたね。




洋子社長が引きこもりになってしまった元恋人の五十嵐(金子ノブアキ)を社会復帰させるまでが描かれました。





フジテレビ 月曜22時

「転職の魔王様」第9話


主演…成田凌

脚本…泉澤陽子

演出…丸谷俊平




洋子が唯一扱っている求職者が五十嵐で、長いこと決まらないし、来社している様子がないのを来栖(成田凌)はいぶかしく思っていたようです。





実は五十嵐は小学校の教師でしたが、ある日突然やめて引きこもりになり、洋子は別れを告げられたのです。




五十嵐を案じる洋子は、旅行代理店をやめ、五十嵐の社会復帰の支えになればと、キャリアアドバイザーになったのでした。




しかし、いくら転職先を紹介しても拒まれ、もう他人なんだからとはねつけられてきました。





事情を聞いて、来栖と千晴(小芝風花)は

引きこもりになった原因を調べ始め、卒業文集に1人だけ文を書いていない藤川という生徒がいたことをつきとめます。





藤川はいじめにあっていて、それを知った五十嵐が居場所を作ってあげようとしたらいじめが悪化し、藤川は不登校に。




「先生のせいで人生めちゃくちゃだよ」と責められたショックで心が折れ、五十嵐も引きこもりになってしまったのでした。




昨今は心を病んで退職する教師が多いと問題になっていますが、こういうことがあるんでしょうね。リアルな話でした。




来栖と千晴だけでなく、社員がみな協力して引きこもりの人たちの社会復帰に向けての交流会を開き、





そこに藤川(野村康太)も出席。

五十嵐が陰ながら聞く前で、五十嵐が「どんな形でもいいから人とつながるのを諦めないでほしい」と言ってくれたのを心にとめていたから社会復帰できたと語りました。




藤川役の野村康太は雰囲気があり、なかなか良いなと思ったら沢村一樹の息子さんでした。

今後、起用が増えそうです。




五十嵐は引きこもりは生産性がないと卑下するのを来栖に鼓舞され、少しずつでも社会復帰へ向けて動くことにしました。




洋子にも10年間諦めないでいてくれてありがとうと感謝します。

社会復帰まではまだまだ大変でしょうが前向きになれたのは良かったですね。





今回の評価は…8