この曖昧な終わり方がベスト…「こっち向いてよ向井くん」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私めはこのブログで最終回に曖昧な終わり方をしたら、文句をつけることが多いのですが、





このドラマに関しては向井(赤楚衛二)と坂井戸(波瑠)は今後どうなるのか、あとは視聴者の想像にゆだねる…という終わらせ方はこのドラマらしくて良かったと思います。




急に2人が恋人になったら違和感があったでしょうから。




日本テレビ 水曜22時

「こっち向いてよ向井くん」最終回


主演…赤楚衛二

脚本…渡邉真子

演出…草野翔吾




向井と坂井戸の会社がまたコラボ企画をやることになり、2人は交渉に行きますが、アポを取っていてもなかなか会えず、




待っている間にゆっくり会話を重ねます。

飾らずに語り合う2人の空気感はいいんですよね。




ただし、それは恋人とか夫婦とかそんな枠にはまらない2人だからこその関係性が醸し出すものなんです。





自分は坂井戸を好きなんだと向井は自覚しますが、「好き」と言ってしまうとこの関係性が崩れるのでは?と躊躇ってしまいます。





ラストに勇気を出して「好き」と言い、坂井戸が「ありがとう」と返すところで終わります。 





原作漫画はまだ連載中なので、こういう終わり方になったのもあると思いますが、




あとは想像に任せますという余韻で良かったんじゃないですかね。





このドラマ、赤楚衛二も波瑠も本来の良さを存分に発揮できるはまり役でした。




序盤の向井の失恋ラッシュも面白かったですが、元カノ美和子(生田絵梨花)のどんでん返しや坂井戸との関係性の変化もそれぞれ面白く見れました。





とかく多様性が問われる現代ならではの恋愛ドラマでした。





最終回の評価は…8