順応力ハンパない孔明…「パリピ孔明」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

かなりぶっ飛んだドラマになるのかと思いきや、脚本が根本ノンジだけに塩梅よく見やすい範囲におさめてくれたって感じでした。




原作の漫画ファンから見たらどうなのかとは思いましたが…




フジテレビ 水曜22時

「パリピ孔明」第1話


主演…向井理

脚本…根本ノンジ

演出…渋江修平




中国・三国時代に死んだはずの蜀の名軍師、諸葛孔明(向井理)が若かりし姿で現代の渋谷によみがえります。




そこは、諸葛孔明の願った戦乱の無い世にはなってましたが、




若者がたむろするライブハウスに放り込まれた孔明は戸惑う中、歌手への夢に挫折しかけている英子(上白石萌歌)と出会います。




孔明がその優れた知略をもって英子を一流のシンガーへ引き上げていくというのがこのドラマの大筋のようです。




ライブハウスのオーナーの小林(森山未來)が大の三国志ファンで、諸葛孔明の有名な計略やエピソードに詳しく、




うまい具合に解説してくれるようになっているのが巧みです。




向井理の孔明は、向井理ならではの淡々としたクールさが現代によみがえっても動じない孔明にまさにハマり役。




すぐにスマホを使いこなしたり、ライブハウスのバーテンダーも器用にこなしたり、孔明の恐るべき順応力の高さがツボでした。




見ためはパリピっぽいのに、やけに三国志に詳しい小林役の森山未來も楽しげに演じています。





そして、やはり上白石萌歌の美しい歌声を聞けるのが嬉しいですね。

今回の原田真二の「タイムトラベル」はわれわれ世代には懐かしく聞き惚れました。




演出がMVも撮っていた人なので歌唱シーンがやけにカッコいいのも見どころですね。




今回の評価は…7