2023年夏ドラマアカデミー賞…最優秀助演女優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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夏ドラマアカデミー賞、続いては演技賞を発表していきます。

まずは最優秀助演女優賞。




ノミネートしたのは以下の女優さんたちです。




「こっち向いてよ向井くん」

波瑠




向井くんの恋愛話を至って冷静かつ客観的に聞いては、鋭く的確なアドバイスをしてくれる坂井戸は、まさに波瑠にうってつけの役でした。




演じようによっては、イヤミな感じにもなりかねないところを、そうそうよく言った!って気にさせたのは波瑠のシレっとしたキャラあればこそでした。





「ばらかもん」

宮崎莉里沙



「知ってるワイフ」で広瀬アリスの娘役、「#家族募集します」で木村文乃の娘役、「王様に捧ぐ薬指」で橋本環奈の妹役といろんなドラマでオーディションを勝ち抜いている名子役さん。





このドラマで演じたなるは、単なる子役という枠をこえた重要な役で、なると父親とのエピソードには泣かされました。

今後成長したらどんな女優さんになるか楽しみです。





「ハヤブサ消防団」

川口春奈



やはり川口春奈はただの可愛い女優さんからステップアップしましたね。

「silent」が良い経験だったかもしれませんが…。




このドラマではダークな雰囲気をまとい、謎めいた女性を演じて新境地を見せました。次はどんな役に挑むか楽しみです。




「初恋、ざらり」

若村麻由美



同じ夏ドラマの「この素晴らしき世界」で主演していましたが、若村麻由美本来の凄みを見せてくれたのは、ヒロインの母親役の方でした。




知的障がいを抱えた娘を突き放しているようで、時々深い愛情を垣間見せる複雑な演技は若村麻由美なればこそで、「この素晴らしき世界」はもったいない使い方をしているなと思わされました。






「最高の教師~1年後、私は生徒に■された~」

芦田愛菜




クラスでいじめにあい自殺した鵜久森が、2回目の人生では九条に感化され、たくましくいじめに抗い、九条とともにクラスメイトの意識を変えていくさまを、他の生徒より頭一つ抜けた演技力で演じきりました。




初回からして数分間の長ゼリフで涙ながらに心情を吐露するシーンは圧巻でした。





以上5人の中から最優秀助演女優賞に選んだのは…





波瑠か芦田愛菜か最後まで悩んだ結果…





「最高の教師~1年後、私は生徒に■された~」

芦田愛菜




主演の松岡茉優もスゴかったんですが、芦田愛菜=鵜久森がクラスメイトに与えた影響力はスゴいものがあったと思います。




芦田愛菜に引っ張られるように、他の生徒役の役者さんたちの演技の熱量もヒートアップしましたし、そういう牽引力がありました。





まさに恐るべし!芦田愛菜です。

この先、どんな女優さんへと更に進化していくのか楽しみでなりません。