お人形はやめた夜々…「いちばんすきな花」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は夜々(今田美桜)がフィーチャーされた回でした。

母親、沙夜子(斉藤由貴)の登場により、可愛さゆえに軽んじられることへの悩みだけではないもう1つの夜々が抱えてきた悩みが浮かび上がりました。





フジテレビ 木曜22時

「いちばんすきな花」第4話


主演…多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠

脚本…生方美久

演出…ジョンウンヒ




夜々には兄が3人いるんですね。4人めでようやくできた待望の女の子だったようです。




自分は女の子らしく育ててもらえなかった沙夜子は、それを娘で晴らすかのように、夜々を女の子らしくお人形さんのように扱って育ててきました。





ホントはスカートよりパンツがいいし、ピンクより紫が好きなのに、夜々は母親の言いなりで自己主張せずに大人になったのです。




そうして可愛く育ったために、今度はやっかみを受けたり、顔だけと言われたり、男たらしと誤解されたり、そんな偏見も甘んじて受けてきたのです。




しかし、同じような悩みを抱えて、お互いを理解しあおうとする仲間と会えて、夜々は変わりました。




悪い友だちと付き合ってはいけないと、相変わらず型にはめようとする沙夜子に対して、




「ママは母親ってだけ。産んだってだけ。お気に入りの人形で遊んどるだけ」




と言い放ち、沙夜子が作った夕食は食べずゆくえ(多部未華子)たちが待つ椿(松下洸平)の家に向かいます。




気を使って、椿と紅葉(神尾楓珠)は居酒屋に行き、ゆくえが夜々の悩みを聞いてあげました。





心の奥にたまっていた膿のような悩みをついに吐き出すことができました。

もうお人形さんではなく生きていくことにしたのです。





沙夜子は案外、物分かりがよくて、今までつきあってくれてありがとうと言いました。


「夜々は好きな人が何を好いとうか分かってくれる人になってね」




斉藤由貴の毒親を楽しみにしていた人には物足りなかったかもしれませんね(笑)




今回はゆくえから名言が…

紅葉が子どもの時に自分が描いた絵を好きと言ってくれたのが嬉しかったと告げると…




「良いとか悪いとかには理由がいるけど、好きとか嫌いには理由がないんだよ」




ごもっともですね。

紅葉はどうもゆくえを好きみたいです。

ゆくえと椿と三角関係とか、安易な方には進まないでほしいですね。





椿の名は花屋さんにないからってのは、ちょっと「へぇ~」でしたね。




今回の評価は…8