今回早くも3組のペアが組まれ、それぞれ前に進み始めました。
近年クセの強い脚本が多かった遊川和彦が割と王道に近い恋愛ドラマを書いているので、私めも不思議に思っているのですが、遊川和彦だから何かこの先あるのでは?と怪しんでいる人も多いようです。
テレビ朝日 日曜22時
「アイのない恋人たち」第2話
主演…福士蒼汰
脚本…遊川和彦
演出…綾部真弥
ちょっと長くなりますが、今回主人公のモノローグでこんなセリフがありました。
これが脚本家遊川和彦のメッセージなのでは?と思うので引用します。
「今までなら時間の無駄と思ったことでも、思いきってやってみればいい夢が見られるかもしれない。昨日の自分より少し強くなったと思えるかもしれない。自分を変えてくれた人に明日会いたくなる。今まで無駄と思っていたものを楽しめるのが恋愛というものかもしれない」
今は恋愛ドラマが作りにくい時代になってるかもしれません。
恋愛なんてコスパやタイパが悪いと敬遠し、これまで恋愛したこともないという若者が増えてますからね。
そんなご時世だからこそ、恋愛もいいもんだよというメッセージを送りたいのかな、と感じました。
売れない脚本家の真和(福士蒼汰)はチャンスを貰いますが、絵里加(岡崎紗絵)に「あんたに人を幸せにする脚本なんか絶対書けないから!」と言われたのが頭にこびりついて筆が進みません。
それを知った愛(佐々木希)は絵里加の店を探してくれて、また会えたら絵里加は励ましてくれて脚本を書くことができました。
何か真和も他の雄馬(前田公輝)や多聞(本郷奏多)もそうですが、男性より女性の方が主張があり、それに男性が乗っかって物事が動いていくのも今どきですね。
雄馬は奈美(深川麻衣)が合コンの時にありのままのあなたを受け入れてくれる人がいると思うと言われたことが、ずっとあってそれが奈美なのだと思うことになり、
多聞は栞(成海璃子)が睡眠障害を嘆いたら、安眠アプリをすすめますが、誰にも言えない不安を聞いて欲しかっただけと言われ、睡眠前にSNSのやりとりをすることを提案し、そんなつながりが始まります。
それぞれ不器用ではあるけど、人とのつながりができて変わっていけるのかもしれません。
今のところ愛がかき乱しキャラで、引き取られた息子を誘拐するという暴挙に真和は巻き込まれるようですが、あまり他の要素を入れてガチャつかないでほしいです。
今回の評価は…7