Z世代のなかなか手ごわい十影(板垣瑞生)。いくら周りが注意しても一向に改める様子がありませんでしたが、やっと今回少しは変化が見られました
NHK 火曜22時
「正直不動産2」第4話
主演…山下智久
脚本…木滝りま
演出…金澤友也
後輩を指導するのも人事評価につながるので、課長に昇進するためには十影を何とかしろと永瀬(山下智久)は、登坂社長(草刈正雄)からもプレッシャーをかけられます。
で、店頭でいやいやティッシュ配りをしていた十影が珍しく若いペアを店内に連れてきます。
近々結婚する予定のバーテンダーの祥平(佐藤寛太)と保育士の美玲(恒松祐里)。
永瀬と月下(福原遥)は十影に初めての成約をさせようと熱心にサポートすることに。
内見して住みたい部屋はすぐ見つかりますが、近頃は賃貸契約する際に連帯保証人ではなく、賃貸保証会社に審査してもらい加入して保証してもらわないといけないようです。
このドラマのシーズン1での良さは、このような不動産に関する知識も学べるところで、今はそうなってるんだなと1つ勉強になりました。
…で、審査したら祥平はギャンブルにはまり、カード停止になったことがあり、承認されませんでした。
仕方ないので美玲で申請しますが、美玲にも祥平の借金返済のためにクレジットで滞納したことがあり、やはりダメでした。
なんで借りれないんだと祥平は息巻きます。ちょっとごまかしてもいいから借りれないかと永瀬らに持ちかけてもきます。
そんな祥平に失望し、美玲は結婚をやめようかとすら思い始めます。
美玲と祥平は幼なじみで、いじめられていた美玲を救ってくれた祥平はヒーローでした。
しかし、その後祥平はグレてしまい自暴自棄な日々を送り荒んでいた時に美玲と再会し、心を入れ替え働きだしたようです。
今回住みたいと決めた部屋は幼い時に祥平が救ってくれた公園が見える物件でした。
美玲が妊娠していると分かり、祥平ももっとしっかりすべきと自覚もでき、永瀬らにすすめられ、大家さん(ダンカン)へいかに住みたいかの手紙を書き、直談判でも土下座してお願いもしました。
頑固な大家も永瀬の熱心な説得もあり、態度を軟化し、許してくれました。
ちょっとファンタジックでもある人情ばなしでしたが、これもこのドラマの良さです。
やっと成約できた十影は、定時にしか来なかったのに、早く出社しデスクを拭いてました。
ちょっとだけ成長したようです。
今回は正月のスペシャルに登場した愛原(松本若菜)も再登場しました。
榎本(泉里香)と月下の相談を受け、勘違いするシーンはおかしかったですね。
榎本同様にいいキャラなんでまた出ないかと思ってたので嬉しかったです。
今回の評価は…8