私めはおばあちゃん子だったので、おばあちゃんがらみのエピソードには涙腺がゆるい方なんですが、その私めをもってしても、今回の雪乃(余貴美子)の臨終のエピソードはあまり泣けませんでした。
フジテレビ 月曜21時
「君が心をくれたから」第6話
主演…永野芽郁
脚本…宇山佳佑
演出…相沢秀幸
末期がんで余命わずかの雪乃は、最期を迎える前に雨(永野芽郁)と霞美(真飛聖)の関係を良くしときたいと、家族旅行に行くことに…。
そこで、2人に腹を割って話せるように海辺でゲームをやらせるんですが…
霞美ってまだ、メンタル面で入院中なのに、その患者に雨もそこまで言っては、流石にダメでしょうってくらい、ぶっちゃけた恨みごとを言ってましたね。
まあ~決して許されないくらい酷いことをしたんですけどね、霞美は。
それにしてもね。
雨が苦しんできた名前の由来も、雨が降ってたら赤ちゃんの雨が笑ったからって…
たまたまじゃない?
それくらいで雨ってつけなくても…って思わずにはいられない理由でした。
しかし、何だか霞美とのくだりがたっぷりありすぎたからか、
かなりお腹いっぱいになったところで、雪乃が亡くなり、最後のボイスレコーダーのメッセージを聞くシーンへ。
ここが一番の泣かせどころでしたが、せっかく余貴美子のしゃがれた味わい深い声を活かしたいいシーンと思ったのに、
映像では雨の隣に幽霊のように現れ…話しかけるみたいになってしまって…
こういうところはストイックにして欲しかったです。回想シーンとかも入るし、泣かせようという意図が過剰で逆に引きました。
余談ですが、霞美の入院費は雪乃が払ってたんですかね?
亡くなったらどうするんでしょう?
雪乃の遺産から払うのかな?
更に感動を冷やすかのように、今さら五感を失う病気なんかないと司(白洲迅)と太陽(山田裕貴)が会話してて。
そんなの聞いた時にすぐ調べなよと呆れてしまいました。
次回は遂に太陽がなぜ雨の五感がなくなるかを知るようです。
また、つらい回になりそうですね。
今回の評価は…6