なんだかな~~な最終回でしたね。
俊平(西島秀俊)は家族や楽団メンバーに背中を押され、ドイツにまた戻るんですが、
どうせ戻るなら、晴見フィルの存続を決めて、それからにして欲しかったです。
晴見フィルが今後どうなるかは分からずじまいで終わってしまいましからね。
TBS 日曜21時
「さよならマエストロ」最終回
主演…西島秀俊
脚本…大島里美
演出…坪井敏雄
最終回が放送時間を延長してもこんな終わり方になるなら、やっぱり前回、俊平と響(芦田愛菜)の和解を今さら描いてる場合じゃなかったんじゃないかと思わずにはいられませんでした。
もっと早くに響はバイオリンをまた始めて晴見フィルに参加をし、父娘揃って、楽団メンバーと存続に向けて挑むってしてくれたら良かったのにと残念でなりません。
そうすれば最後の演奏での、長々と楽団メンバーとの回想を1人1人見せていくのももっと感動できたと思うんです。
楽団メンバーとの向き合いより、終盤は俊平のパーソナルの方に話が行ってしまったので、肝心の楽団メンバーとの絆が薄まったんですね。
最終回でも俊平が妻の志帆(石田ゆり子)
との離婚を決めるところに尺が割かれてましたが、そこはもうどうでも良いんですよね、はっきり言って。
あんな空港でバタバタと演奏するより、存続がかかる演奏会で、そこに楽団メンバーの家族とかも見に来ていて…
って方が良かったのに…
ま~愚痴はこれくらいにして、何だか軸がブレてしまい残念な終わり方になってしまいました。
最終回の評価は…6