2話まとめての記事になります。ご勘弁を。
第9話を見て意図的に心護(大森南朋)が犯人かのように誘導する感じにゲンナリだったので、最終回とまとめてにしようと思った次第です。
日本テレビ 日曜22時30分
「厨房のありす」第9話、最終回
主演…門脇麦
脚本…野田慈伸(9)、玉田真也(終)
演出…猪股隆一(9)、鈴木勇馬(終)
思いきりネタバレの記事になりますからまだ最終回を見てない方はくれぐれも最終回を見てからお読みください。
…ってことで、いや~「グレイトギフト」も一番怪しい小野花梨でしたが、こちらも一番怪しい萩原聖人が、そのまんま犯人でしたね。
しかも、久々にとことんクズな犯人でしたね。
ありす(門脇麦)はこんなクズの娘なのかと不憫でなりませんでした。
母親を殺したのは父親って…
しかも、あんなクズな動機で…
五條姉妹の男を見る目の無さもスゴいですけどね。
心護もね~、ここまで引っ張らずに、もっと早い段階であの証拠をつきつけて五條親子に知らしめた方が良かったんじゃないですかね。
ありすが可哀想だからって理由はわからないじゃないですが…。
自分が愛した晃生(竹財輝之助)やその息子の倖生(永瀬廉)は無実の汚名を着たし、苦しんだんですから…。
ま~ありすにとっては、心護が犯人だった方がはるかに傷ついたでしょうが…。
何だかこのドラマ、序盤は好きな感じのドラマだったのに、横領事件や、放火事件やらキナくさいことが話の中心になっていって、このドラマらしさがどんどん薄れていきました。
ラストに急に殊勝になって五條パパ(北大路欣也)はありすの料理食べてましたが、誠士(萩原聖人)の次に悪いのはコイツですからね。
孫娘を邪険に扱ってきたんですから…もっと反省しろ!って感じでした。
とはいえ、門脇麦は絶妙に自閉症ながらキュートなありすを演じきりましたし、永瀬廉はまた役者として一皮むけた気がします。
春ドラマの主演作が楽しみです。
9話の評価は…6
最終回の評価は…萩原聖人のクズっぷりを讃えて…7