最後までめちゃくちゃだった…「大奥」第10話、最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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ラスト2話まとめての記事になります。

最終回がめちゃくちゃな内容だったので書く気が失せて、遅くなりました。




ここまで来てリタイアというのもどうかと思うので一応簡単に書いておきます。




フジテレビ  木曜22時

「大奥」第10話、最終回


主演…小芝風花

脚本…大北はるか

演出…兼崎涼介




やはり、田沼(安田顕)は家治(亀梨和也)を騙して、言いなりにさせていたのですね。




家治にそっくりな歌舞伎役者が現れて、家治の母親の不義密通の子はこの歌舞伎役者で、家治はちゃんと将軍との子でした。

亀梨和也は色気があるので歌舞伎役者役の方が合ってましたね。



大奥の奥女中と歌舞伎役者の許されない恋とかをやってくれても良かったかも?とか思えたほどです。




田沼は元々忠臣でしたが、権力を手にしないとダメと思うようになり騙したみたいですが、あの卑劣な感じはとても忠臣には思えませんでしたね。




田沼は蟄居閉門となりますが、家治は病に倒れ、後の政なことは田沼に託し、倫子(小芝風花)に看取られ死んでしまいます。




史実では倫子の方が先に死ぬんですが、

もうそんなことはどうでも良いみたいで、私めもそこを責める気はありません。




ま~そこまでは良いですが、家治の死後、定信(宮舘涼太)が実権を握り、田沼は息子も殺され老中の座も追われ、




やけになって江戸城に放火、その中で自害するってめちゃくちゃすぎて、笑っちゃいました。鼻水垂らして熱演した安田顕には申し訳なかったですが…。




…で、倹約を推進する定信の政治は庶民の怒りを買い、定信が田沼にしたように、倫子は御三家、御三卿の同意を得て定信を老中の座から退けます。




定信がやった卑劣な悪事は暴かれず、ちょっと物足りなかったですね。




そして、最後のフィクションがお品(西野七瀬)が産んだ貞次郞は死んだというのは家治の嘘で、




一橋家に預けられ、養子となり、それが十一代将軍家斉(鈴木福)になったという離れ業のような仕掛け。




そう来たか~と苦笑してしまいました。

この「大奥」、これまでの作品と比較する気はありませんが、劣化は否めず、残念な作品に終わりました。




第10話、最終回の感想は…6

小芝風花はちょっと休んで作品をゆっくり選んでほしいです。応援している女優さんなので。