冬ドラマアカデミー賞、今日は演技賞を順に発表していきます。
まずは最優秀助演女優賞です。
ノミネートしたのは以下の人たちです。
筒井真理子
「春になったら」
いろんなドラマでさまざまな役を演じてきた名バイプレーヤーですが、今回は余命わずかと分かった雅彦(木梨憲武)の姉を演じました。
明るく前向きに生ききろうとする弟を励まし寄り添う姿をナチュラルに演じ、涙を誘うシーンもありました。こういう人を評価し応援していきたいですね。
泉里香
「正直不動産2」
前作で榎本はお気に入りキャラでしたから、続編では更に存在感を増し、永瀬(山下智久)との関係性を深めていくのは嬉しかったです。
仕事バリバリのクールなキャリアウーマンが酔ったり怒ったりすると秋田弁丸出しになるのがキュートですよね。
山口紗弥加とかのように、いつか主演もやれる人になってほしいです。
波瑠
「グレイトギフト」
愛想がなくて無表情、何を考えているのかつかみどころのない久留米は波瑠のハマり役でした。
波瑠はこういう変人っぽい役の方が活きるし、良いんですよね。敵か味方かわからなくて引っ張りに耐えてくれました。
仲里依紗
吉田羊
「不適切にもほどがある！」
優劣つけがたく2人揃ってのノミネートとしました。
仲里依紗も吉田羊も、シリアスもいければコミカルもいける、その降り幅の広さを遺憾なく発揮しましたね。
ミュージカルシーンでは歌のうまさも見せてくれましたしね。
このドラマの豊かなエンターテイメント性をより盛り上げる働きをしました。
以上、5人の中で最優秀助演女優賞に選んだのは…
仲里依紗
吉田羊
「不適切にもほどがある！」
どちらにするか悩んだ末に特例で2人揃っての受賞にしました。
仲里依紗は純子が母親と分かってからの演技に更に深みが増しましたし、吉田羊は前半は絶妙なツッコミぶりを後半は母親の顔や恋する女性の顔やら複雑さを増して、見事に演じきってました。
主演の阿部サダヲとこの2人、そして新人2人無くしてこのドラマは傑作にはなりえなかったと思います。