2024年冬ドラマアカデミー賞…最優秀主演女優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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続いては冬ドラマアカデミー賞最優秀主演女優賞です。




冬ドラマ、私めが最終回まで見た作品で女優さん主演のものは4本でした。

なのでノミネートではなくその4人を寸評します。





永野芽郁

「君が心をくれたから」




私めの妻は永野芽郁の顔が好きなんだそうです。年上の女性からも好かれる愛らしさがこの人の武器ですね。




かなり強引な設定で作品的には難点が多く、ヒロインの言動にも納得いかない部分が多々ありましたが、ピュアなこの人の演技で愛想をつかさず最終回まで見られました。




奈緒

「春になったら」



女優として成長著しい奈緒が、あて書き可能なオリジナル脚本の作品でのびのびと得意な役柄を演じました。




父を想い、恋人を想う情の深さを含みを持たせて演じるので、笑顔を見せながら心で泣くみたいなシーンにしばしばグッとさせられました。




小芝風花

「大奥」



京の宮家から将軍家に正室として迎えられながら、陰湿ないじめにあい、それに気丈に耐えていくさまをこの人らしく演じました。




月9同様に、作品に不満は多々ありましたが、応援している女優さんなので我慢して最終回まで見てしまいました。




作品を選んでほしいと切に願うばかりです。せっかく積み上げてきたキャリアにも傷がつきますので…。





門脇麦

「厨房のありす」



とかく自閉症の役は難役で、その手の役を演じると評価されるというのは何だかイヤなんですが、




わざとらしくなくリアルに演じた門脇麦の演技力には素直に感服しました。

やはりスゴいです、この人。





以上4人の中で最優秀主演女優賞に選んだのは…





奈緒

「春になったら」




「しずかちゃんとパパ」の吉岡里帆と笑福亭鶴瓶もお似合いの父娘ぶりでしたが、それに匹敵するほど奈緒と木梨憲武の父娘も素敵でしたね。




暗くなりがちな題材を明るくポジティブなものにしたのは彼女ならではの空気感あればこそでした。

得難い女優さんです。