うむを言わさぬスピーディー展開…「君が獣になる前に」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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深夜ドラマだからギリギリ許されるようなグロいシーンがドバドバ出てきて、かなり攻めた姿勢についつい初回は引き込まれてしまいました。




春ドラマの深夜ドラマでは掘り出し物になるかもしれません。




テレビ東京  金曜24時12分

「君が獣になる前に」第1話


主演…北山宏光

脚本、演出…安里麻里




脚本・演出の安里麻里は「リアル鬼ごっこ」シリーズなどホラーアクション映画を撮ってきた映画監督で、ドラマも演出しており同じ北山宏光主演の「ただ離婚してないだけ」の演出もした人なんだそうです。




なので、映像の撮り方もアップを多用したり独特ですし、自ら脚本も書いているので畳み掛けるようなスピーディーな展開でグイグイと進むパワフルな演出には目をみはるものがありました。




またタイムリープかよ~と見る前は気乗りせずかなり低いハードルで見たんですが、




幼なじみの琴音(玉城ティナ)と会ったあと神崎(北山宏光)が琴音が毒ガステロの犯人と知り、




誰にやらされたのかを調べ始めたら、謎のガム女(ベッキー)に殺されてしまうまでがスゴいテンポで進み、





何だかスゴいなこのドラマと予想に反してカウンターパンチをいきなり食らったような衝撃を受けました。




特にガム女がいきなりやってきて神崎が撃たれるシーンはドキっとしましたね。




…で、殺されはしたものの琴音を信じ、真実を知りたい神崎は、時間をさかのぼって琴音を止めたいと強く願いタイムリープするわけです。




しかし、初回のタイムリープは犯行直前で、琴音の本意ではない犯行だとわかっただけでした。




次回以降はもっと前にタイムリープするんでしょうね。




こういうエッジのきいた作品に好んで出ている感のある北山宏光が気合いの入った演技を見せています。





今回の評価は…7




残酷なシーンが苦手な方はくれぐれもご覧になりませんように!