女優さんの年齢のことをとやかく言うのは気が引けるのですが、このドラマについて評するにあたって、そこは避けて通れないのであえて初回に触れておきます。
フジテレビ 月曜21時
「366日」第1話
主演…広瀬アリス
脚本…清水友佳子
演出…平川雄一朗
期待度ランキングの記事で、私めはこのドラマの懸念として、広瀬アリスと眞栄田郷敦は高校の同級生というのはキャスティング的に無理がある広瀬すずならまだしも、アリスではお姉さん的に見えてしまうのでは?と書きました。
初回を見たらその懸念通りに、かなり無理を感じました。
しかも、冬ドラマの「君が心をくれたから」でもそうでしたが、本人が高校時代も演じるので尚更でした。
眞栄田郷敦ばかりでなく、同級生の仲間役が長濱ねるや坂東龍汰、綱啓永らでこのへんの人たちと比べても年上にどうしても見えてしまうんですね。
高校生くらいだと20代ならまだ演じられなくはないので本人が演じがちですが、広瀬アリスのためには一考あっても良かったかなとは思います。
広瀬アリス自身が悪いわけではないので気の毒に思えました。
もうこのキャスティングで見るしかないので今後はこのことに関しては触れません。
さて、このドラマですが、野球部でスターっぽい存在の遥斗(眞栄田郷敦)と吹奏楽部で試合の時は応援の演奏もする明日香(広瀬アリス)
お互いに好きだったのに思いを素直に伝えられぬまま卒業し、同窓会で再会します。
このあたりの設定や同窓会での再会とかはこれまでにもよくあったベタな感じでしたが、一周回ってこういうベタな感じも心地よいなと思えました。
今では外食チェーンの会社でバリバリ働いている遥斗を演じる眞栄田郷敦は大人っぽくなったというか、役者としての成長を感じさせました。
明日香が本意でなく「遥斗とはそんなんじゃないから」と言ったのを真に受けて告白できなかった遥斗は勇気を出して告白。明日香もイヤなわけもなく、ようやく交際することに、
しかし、初デートの日に不慮の事故で遥斗は転落し意識不明に。
冬ドラマの「君が心をくれたから」に続いて、またも不幸のどん底展開なのかと、脱力してしまいました。
どうなるんですかね?
展開次第ではリタイアもやむなしになりかねません。
今回の評価は…7