やはりと言うか明墨(長谷川博己)が無罪にした緋山(岩田剛典)が再登場。
どうやら江越という男について調べさせているようで、それも志水(緒形直人)が死刑判決された事件にからんでいるのでしょうか?
※こちらは昨夜放送の第7話の記事ではなく、その前週19日に放送された第6話についてです。
TBS 日曜21時
「アンチヒーロー」第6話
主演…長谷川博己
脚本…李正美、山本奈奈、宮本勇人、福田哲平
演出…田中健太
話が進むにしたがいジグソーパズルのピースが埋まっていくように、全体像が見えてきましたね。
バラバラのように見えた各話のエピソードも、それぞれ志水の殺人事件に関連性がある人たちを引っ張り出すための仕掛けだったとわかってきたのです。
第3話の法医学者の中島(谷田歩)も、第4話の富田(田島亮)とその父親(山崎銀之丞)も第5、6話で糾弾された倉田(藤木直人)も。
そして、伊達原(野村萬斎)が千葉地検にいて明墨の上司だったこと、志水の事件以降、異例のスピード出世を遂げたことも今回明らかになりました。
明墨が最後に倒すべき相手は伊達原ということになりそうですが、その前に闇を暴く標的だと明らかになったのが瀬古判事(神野三鈴)でした。
最高裁判事の座を目指す瀬古は、表面は人格者で清廉そうに見せていますが、政治家につながってもいるし、伊達原ともつながっています。
今回のエピソードは週刊誌の副編集長の沢原(珠城りょう)が個人情報漏洩の罪を着せられた件の控訴審。
新たな証拠を赤峰(北村匠海)に探らせ、違法すれすれの手段で手に入れ、申請するのですが、瀬古はそれを不採用としました。
赤峰はようやく、この仕事を引き受けたのも、瀬古を引っ張り出して糾弾するためとわかります。
それとわからぬように巧みに罠にかけていくのを楽しみに第7話を見たいと思います。
今回の評価は…8