このドラマ、明日香(広瀬アリス)と遥斗(眞栄田郷敦)を中心とした高校時代の仲間の群像劇の要素もかなりあるんですが、
その仲間の中では、イイやつキャラの智也(坂東龍汰)に私めは好感を持っていて、ずっと好きな莉子(長濱ねる)とうまくいったら良いのにと思いながら見ています。
※この記事は昨夜放送された第8話の記事ではなく前週の20日に放送した第7話のものです。
フジテレビ 月曜21時
「366日」第7話
主演…広瀬アリス
脚本…清水友佳子
演出…谷村政樹
元いた会社に復職はしたもののなかなかうまく対応できなかったり、せっかくの同期の厚意で紹介してもらった仕事でもミスをしてしまったりと、イマイチさえない状態の遥斗(眞栄田郷敦)に比べ、今回は智也に男前な見せ場がありましたね。
前回あたりから莉子を誰かがつきまとっている意味深なカットがありましたが、どうせ、不倫がバレてふられた元カレだろうとは思ってました。
…で、今回はその元カレが莉子の家近くに現れ、妻とは離婚したからよりを戻してくれとクズな要求をしてきます。
当然拒絶すると腕をつかまれあわやってところで、実家で父親を手伝い育ててるネギを持ってきた智也が参上!
間に割って入って、不倫男にこう言ってやるんです。
「あんた、莉子のこと一生好きでいる覚悟あるの?俺にはあるよ!」
「例えば、莉子が一生目を覚まさなくてもオレはそばにいる!」
「もし心臓が必要だって言われればオレの心臓くれてやるよ!」
「あんたはそういう覚悟もないまま、莉子の貴重な2年間を奪ったんだよ!そんなヤツに莉子を任せられるわけないだろ」
智也、よく言った!
拍手ものでした。
間接的にすごい告白してますよね。
しかし、ここまで言ったのに、不倫男がすごすご去ったあと2人きりになったら、急におどおどしてしまい、
家に入っていく?と誘われ、ネギを持ってきてくれたんでしょ?と言われて、ネギに感謝し、喜んで入っていく智也が微笑ましかったです。
坂東龍汰はこういう朴訥とした好青年役がハマリますね。
ナイーブさがよくて、家に入って焼きネギを食べるシーンも、2人で花火を見に行こうと誘いながら、みんなと…と言われすかされるところも良かったです。
ラストにはよいカップルになれそうです。
それに引き換え、遥斗と明日香はハッピーエンドになれそうな気がしませんね。
あまりツラい結末にはしてほしくないんですが…
今回の評価は…7