祝!松本若菜のGP帯初主演…「西園寺さんは家事をしない」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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長らく脇役をしていた女優さんが、その力量を認められGP帯(19時~23時)で連続主演をするようになるのは嬉しいことです。



そういう意味では松本若菜がこの枠で主演に抜擢されたのはまさにそれで、応援したいなと思っております。






TBS    火曜22時

「西園寺さんは家事をしない」第1話


主演…松本若菜

脚本…宮本武史

演出…竹村謙太郎





「ホタルノヒカリ」を描いたひうらさとるの漫画が原作です。

ヒロインは家事をしないキャリアウーマンというのが今どきらしくていいですね。



仕事は好きだけど家事は嫌い!と堂々と言える清々しいまでの潔さが見ていて気持ちいいですね。




女性の社会進出がもはや当然になっているのに、どこかまだ家事もしっかりこなさないと…みたいなプレッシャーが根強く残る中で、この割りきり方が今っぼくて良いんですよね。



サバサバとしていて笑顔の明るい松本若菜にはピッタリの役で魅力的なヒロインです。




しかも、家事をしないのはただ無精なわけではなく、母親は家事をしっかりやることに疲れたのか家を出てしまい、父子家庭で育ったようで、そういう背景があってのことらしいのが、また設定として悪くないと思いました。




そんなヒロイン西園寺の会社に、転職してきた楠見(松村北斗)は職場では無愛想でイヤミな感じなのですが、




実は1年前に妻を亡くしたシングルファーザーで、幼い娘を抱えており、しかも火事で家が焼けてしまい、途方にくれていました。




自分の家を仮の宿にするように勧めますが、楠見はすぐに出ていくからと情けにはすがりません。




ところが家を探そうにも楠見は体調を崩してしまいます。




西園寺は、買ったばかりの家に併設した賃貸スペースに楠見を寝かせ、楠見の娘を自分の家で寝かせます。




結局、楠見親子は同居するようになるようで独身生活を謳歌していた西園寺はどうなるか?という話のようです。




変に胸キュンに走ったり、ラブコメに走らなければ、オジさんの私めにも見やすそうで何よりです。




妻を亡くして張り詰めていた楠見が、西園寺の気っ風のよい情けに触れて涙するのも、松村北斗の好演で心打たれました。



楠見も松村北斗にはハマり役です。

陽キャラ西園寺と、陰キャラ楠見がどんなことになるか先が楽しみです。





第1話の評価は…7