清家(櫻井翔)への取材ができなくなった道上(水川あさみ)は、かつての清家やその恋人だったらしき美和子(田辺桃子)のことを知る人物から話を聞いて回ります。
TBS 金曜22時
「笑うマトリョーシカ」第3話
主演…水川あさみ
脚本…いずみ吉紘
演出…城宝秀則
道上は清家や美和子の友人だった佐伯(山田キヌヲ)という女性に接触。
佐伯は「悲願」に書かれた美恵子とは三好美和子という名で、自信家で気が強く脚本家志望だったと教えてくれます。
テレビ局のシナリオコンクールにも応募し、それは清家をモデルにした政治もの
で題名は「最後に笑うマトリョーシカ」というものだったともわかります。
道上は、そのシナリオを何とか入手したいと思いますが、テレビ局には拒否され、鈴木(玉山鉄二)に力添えを頼みます。
更に道上は清家が師事していた武智議員(小木茂光)の政策秘書だった藤田(国広富之)に接触。
藤田は鈴木が清家のハヌッセンのはずがないと否定。清家は政治家だった父親ゆずりで「心がない」それは天賦の才だと評価していました。
更に、武智は清家に地盤を譲る気だったのになぜ殺されたかわからない…とも。
当時武智には愛人がいたことも明かしてくれました。
そして、清家が議員になると藤田は秘書になることを鈴木から断られたことも明かしました。
なぜ武智は誰に殺されたのか謎は深まるばかりです。
取材拒否されていた道上は清家に呼び出されます。
そして、こう言われます。
「今後、連絡を取らないようにします。あなたのために…」
「前にも言いましたけど、僕のことをしっかり見ていて。僕もあなたを見ていますから」
前に言った時もそうでしたが、感情のこもっていない不思議な目でこのセリフを言うんです。
今回は藤田が清家は「心がない」と評したあとだけに余計に不気味でした。
私めは時々、櫻井翔からゾッとするような冷たさを感じる時があるので尚更かもしれません。
鈴木にも美和子にも実は操られてなどいないのでは？
疑惑は深まるばかりです。
しかし、相変わらず道上は息子に酷いことをしますね。何の反省もない。
あまり、からませない方が良いのに…
ヒロインに幻滅する人が増えるだけなので。
第3話の評価は…7