今回は玲(宮澤エマ)と江森(大森南朋)が関係している7年前の山岳事故について明らかになりました。
「ブルーモーメント」の本田翼はなぜ死んだ?みたいに延々と引っ張らず、早めに教えてくれて、それは良かったです。
フジテレビ 月曜22時
「マウンテンドクター」第4話
主演…杉野遥亮
脚本…高橋悠也
演出…国本雅広
私めがこのドラマで最も心を動かされるのは、美しい山々の映像です。
あ~こんな場所まで登って、景色を眺めたらさぞかし良いだろうな~と見惚れるような映像を我が家にいながらにして見られるのが魅力です。
登山にハマる人の気持ちも分からないではありません。
しかし、登山は良いことばかりではなく、人の命を奪う危険性が隣り合わせであることを今回改めて痛感しました。
7年前に何があったかというと、玲の祖父・篤史(石丸謙二郎)の山小屋が催す山登りツアーに、山岳看護師の資格を取ったばかりの玲が帯同し、
江森の婚約者で松澤院長(檀れい)の友人だった山岳医の折原(中越典子)も一緒に加わってくれたのですが…
冬山で天候も悪化し、低体温症になる登山客も出て、折原はその対応をすると共にツアー中止を進言しました。
しかし、せっかく来たからと続行を求める客もいて、玲はそれに従い、先に進むもルートを間違い、結局、雪崩が襲いかかってきて折原は命を落とします。
自分のせいで折原を死なせてしまったという罪悪感にさいなまれた玲は、山を嫌いになってしまったのです、
しかし、そんな玲にまた山を好きになってもらいたい篤史は、MMTもできて医師も帯同できるのであれ以来やめていたツアーを若いスタッフの提案で再開します。
婚約者の命を奪われた江森が山を嫌いになるのはわからなくもないですが、自分の過失もあっての事故だったのに、玲が山を嫌いになったのはよく分かりませんでしたね。
しかも、現場を離れるときに折原に山を嫌いにならないで…と言われてたわけですからね。
再開したツアーでは天候が悪化し、ガイドした丸山(工藤美桜)が雷に打たれるというアクシデントがまた起きてしまいました。
ほらみたことか、と玲は篤史に怒りますが、丸山がへこたれずに職場に復帰したり、自分も兄を山で亡くしているのに玲を励ます宮本が、丸山のように雷に打たれたシゲさんにまた山に登れますよと励ますのを見たりして、
自分も折原に山を嫌いにならないでと言われたのを思い出すのでした。
忘れてたのか~い!と思いましたけどね。
ま~ともあれ、玲は次のツアーに帯同し、山に登り笑顔を取り戻します。
宮本のまっすぐな感じがやはり杉野遥亮にはピッタリはまってますね。
人の心を動かすものがあります。
しかし、江森はまだ偏屈というか、感じは悪いままですし、リーダーの小宮山(八嶋智人)は小屋に行く気は無しです(笑)
ま~救命救急医ですから病院から離れづらいところはありますけどね。
第4話の評価は…7