私めは曜日順に録画したものを見ていくんですが、このドラマは「ひだまりが聴こえる」の次に見ることになっていて、
心が清らかな青年たちのあとに、こちらを見ると、人間の醜悪さのオンパレードで共感できそうな人物がなかなか見当たらず辟易としてしまいます。
次回あたりで記事リタイアになるかもしれません。
テレビ朝日 木曜21時
「スカイキャッスル」第2話
主演…松下奈緒
脚本…橋本裕志
演出…田村直己
ダラダラ引っ張るのかと思われた香織(戸田菜穂)の死の真相は、サクッと今回冒頭で明らかにされました。
香織の息子・遥人(大西利空)は受験勉強を強要され、両親を嫌悪。
味方してくれた家政婦のさくら(松田有咲)と親密になるも、それが香織に見つかりさくらは追い出されます。
恨みに思った遥人は海外旅行に香織が持っていくタブレットに、恨み言をつづった日記を入れておき、
空港に向かう間にそれを見た香織は、さくらの実家に乗り込んでいくと、そこには遥人と妊娠したさくらが。
香織が口汚く罵ると、逆に遥人にキレられ罵倒されてしまいます。
遥人に良かれと頑張ってきたのにと絶望して自殺したってわけです。
中学生とそんな関係になる(ウソで別の男の子かもしれませんが)さくらもどうかと思いますよね。
香織に死なれ、父親は病院をやめ、味方してくれた九条(小雪)には無視され、逆恨みして九条を刺そうとした遥人も、なんだおまえ?って感じでした。
このドラマ、何が見ていてツラいって、ヒロインの紗英(松下奈緒)が全く共感持てないイヤなタイプで、
かといって、他のお受験ママとは違う泉(木村文乃)もひとクセありげで、なんだかよくわからないし…で、
かろうじて、本多力と高橋メアリージュンの夫婦にホットするくらいです。
もうこういう人間の醜悪さを見せてくるドラマは、われわれ視聴者は神の視点で俯瞰から眺める感じで見るのが良いのではと思います。
それなら九条とバリバリモラハラ、スパルタ教育パバの二階堂(鈴木浩介)のバトルとか、高みの見物感覚で楽しめます。
第2話の評価は…6