いや~、怖い話でしたね。
高校で清家(櫻井翔、青木柚)を生徒会長に担ぎあげてから、ずっと支え続けてきた鈴木(玉山鉄二、西山潤)が、清家が官房長官になるなり、あっさりとクビにされてしまう。
今までありがとうと淡々と告げる清家演じる櫻井翔のゾッとするような冷たさにしびれましたね。
私めは時々、櫻井翔自身にもチラッと冷ややかなものを感じるので、まさにハマり役に思えています。
TBS 金曜22時
「笑うマトリョーシカ」第6話
主演…水川あさみ
脚本…いずみ吉紘
演出…城宝秀則
官房長官になった時は抱きあって喜んでくれたんですけどね。
鈴木は自分がサポートしてきたから、ここまで来れたんだと自負し、喜びもひとしおでした。
しかし、それは鈴木の過信であり、うぬぼれだったこと、鈴木は清家を利用していたつもりだったが、実は清家が鈴木を利用して用済みになったことが明かされます。
鈴木の歓喜から絶望への感情の高低差は「耳がキーン」となるレベルでしたね。
清家の裏には母親の浩子(高岡早紀)がいるらしきことは明確で、姿を見せないのが不気味さを更に高めました。
この先は道上(水川あさみ)と鈴木は手を組んで清家や浩子に立ち向かっていくんでしょうか。
また、浩子が清家を動かすのは在留外国人の問題のためのようです。
なぜその問題なのか気になります。
第6話の評価は…7