考察好きの視聴者の間ではかなり話題になっていたようですが、天城(二宮和也)と渡海(二宮和也 二役)は双子の兄弟だったんですね。
ま~だから同じ二宮和也が演じていたんだって言われればそれまでなんですが、
その2人の生い立ちが明かされ、なぜお金にうるさいのか、スリジエセンター設立にこだわるのか、いろいろ謎が解けました。
TBS 日曜21時
「ブラックペアン2」第8話
主演…二宮和也
脚本…槌谷健、守口悠介
演出…伊東祥宏
このドラマは出てくるゲストがやたらと心臓に疾患があるんですが、まさか天城自身もそうとは…って感じでした。
佐伯(内野聖陽)は医師会会長になりましたが、大学病院の院長の座を譲ろうとはせず、教授や看護師長(神野三鈴)らも辞めさせ若い世代に代替りをしようとして波紋を呼びます。
そんな中、佐伯と天城が推進しているスリジエセンター設立は、天城が患者から法外な治療費を取っているのが厚労省で問題になります。
こちらも佐伯は裏から手をまわして認可に向けて押し切ろうとします。
そんな中。天城は病院に出ずに何やら調べています。
佐伯も同じく病院を休み、2人は渡海のは実家にいた。
渡海の実家で遺品を調べる天城。
天城は元は渡海雪彦で、渡海とは双子だとわかります。
更に今すぐ手術が必要な心臓疾患のレントゲン写真は天城のものともわかります。
すべてを知る佐伯は天城にその生い立ちを語って聞かせます。
実は幼い時に渡海に心臓疾患があり、双子の親は天城の心臓の一部を移植して、それを治し、
その違法行為を隠ぺいするために天城は養子に出されたのでした。
しかし、皮肉にも今度は天城の方に心臓疾患ができてしまいます。
既に移植してしまっているので、心臓外科の権威である天城の養父は、将来詰まるであろう措置しか施せなかったと言います。
天城はその理不尽さに怒り、涙を流して「返せよ!」と佐伯にあたります。
佐伯はオレが何とか救うと言いますが、天城は自分にしか治せないと言い放ちます。
この二宮和也と内野聖陽のぶつかり合いは見ごたえがありましたね。
これまでの2人の会話とは全く違う感情のぶつかり合いでした。
天城の母親が愛した二本の桜の前で天城は倒れます。
天城を救うにはダイレクトアナストモーシスしかありませんが、佐伯はAIのエルカノの力を借りて世良(竹内涼真)と手術をして治そうとします。
緑内障による視力の衰えも世良にカバーしてもらい乗りきろうとしますがうまくいきません。
あわやという時に渡海が登場。
「1000万でもみ消してやるよ」
お~!懐かしい渡海のキメ台詞が出ましたね。
二宮和也がスゴいのは天城と渡海をちゃんと演じ分けているところですね。
渡海はダイレクトアナストモーシスなんかやらないと言います。ではどうするのか?
それは次回ってことになりました。
これは見ないわけにはいきませんね。
第8話の評価は…8