秋ドラマがスタートしていますが、夏ドラマを振り返る夏ドラマアカデミー賞を選んでいきます。
夏ドラマは記事が遅れがちになり、2話まとめての記事が多くなってしまいました。改めてお詫びします。
夏ドラマで最終回まで記事を書いた作品は以下になります。
「海のはじまり」
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
「西園寺さんは家事をしない」
「あの子の子ども」
「新宿野戦病院」
「ひだまりが聴こえる」
「しょせん他人事ですから」
「笑うマトリョーシカ」
「伝説の頭 翔」
「GO HOME」
「ブラックペアン」
最終的には11本になりました。
こちらを選考対象に選ぶ賞は以下の通りです。
最優秀新人賞
最優秀主題歌賞
最優秀脚本賞
最優秀演出賞
最優秀助演女優賞
最優秀助演男優賞
最優秀主演女優賞
最優秀主演男優賞
最優秀作品賞
まずは最優秀新人賞
伊東蒼
「新宿野戦病院」
子役の頃から出ていたようで、名作映画「湯を沸かすほどの熱い愛」に出ていた女の子がこの人だったんですね。
個性的な演技巧者がひしめくこのドラマの中で、その存在感をしっかり示した地力の高さには舌を巻きました。
河合優実の良きライバルになるかもしれません。
秋ドラマの「宙わたる教室」に出ますから要注目です。
あと、最優秀にはしませんでしたが、今後が楽しみな存在として「伝説の頭 翔」で東城を演じたカルマの名をあげておきます。ユニークな存在感が光ってました。
最優秀主題歌賞
「海のはじまり」主題歌
「新しい恋人達に」by back number
記事にも書きましたが、久しぶりにカラオケで歌いたくて覚えた主題歌です。
聞けば聞くほどにこのドラマのテーマにシンクロしていてグッとくる名曲でした。
最優秀脚本賞
蛭田直美
「あの子の子ども」
あれ?「海のはじまり」じゃないのか?と驚かれた方もいると思いますが、トータルで脚本の完成度の高さではこちらが上位でした。
30分の放送尺の中にギュッと凝縮して詰めこんだ濃厚な内容でしたし、妊娠がわかった高校生ペアの行く末を終始ハラハラしながら見守れました。
それぞれの立場の人物の言動にも納得感があったのが「海のはじまり」よりこちらを選んだ理由でもあります。
最優秀演出賞
大九明子
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」
映画監督でもある演出家なので映画的な手法も多用され、切実な話でありながらどこかファンタジックであったり、コミカルであったりと、独特な世界観に包まれた作品になっていました。
終盤、林遣都演じる小野寺の描写とかやりすぎな感じもありましたが、前半の度重なる苦難にヒロインが立ち向かう展開はグイグイ引き込まれました。