心臓病の子を抱えていると…「放課後カルテ」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は啓の弟、直明についてのエピソードでした。

先天性の心臓病を抱えている直明に両親も啓も過剰なまでに気をつかっていて…





日本テレビ  土曜21時

「放課後カルテ」第3話(10月26日放送)


主演…松下洸平

脚本…ひかわかよ

演出…西岡健太郎




※こちらは昨夜放送の第4話ではなく、その前週に放送した第3話に関しての記事です。遅くなり申し訳ありません。




今回も直明を演じる土屋陽翔くんの健気な演技についつい引き込まれてはしまったんですが、





冷静に考えると、いろいろ引っかかる部分もあり、いささか序盤よりトーンダウンしました。




啓は弟の直明の主治医だった牧野(松下洸平)に病院に戻ってほしいから、学校であらぬ噂を流し、牧野を学校にいさせなくしようとしたのでした。




その考え方自体に共感しにくかったんですが、更に今回ひっかかったのは、直明のことを過剰に守ろうとするあまり、啓に対しては冷たい母親(ソニン)の態度でした。




病気の子のことばかり気にするあまりそうなるんでしょうが、牧野が冷静に啓に対して弟のことで責任を負うことはないとちゃんと言ってあげたのは良かったですね。





病気の子を抱えている家庭では、そうでない子のケアがおろそかになる弊害をきちんと描いた点は評価したいと思いました。



学校で動き回れたことを喜ぶ直明の笑顔が、心配のあまり制約してしまうことがいいのかを突き付けていました。




第3話の評価は…7