近年、野呂佳代が出演するドラマはなぜか良作が多いんですよね。
「エンジェルフライト」
「ブラッシュアップライフ」
「舟を編む」
「アンメット」
「西園寺さんは家事をしない」
これらの中でホッとするような存在感をしめすのがこの人ならではで、それはこのドラマの中でも遺憾なく発揮されてるのがよくわかる第3話でした。
テレビ朝日 木曜21時
「ザ・トラベルナース」第3話
主演…岡田将生、中井貴一
脚本…香坂隆史
演出…片山修
マッチングアプリで熱心に彼氏を探している福美(野呂佳代)は、寮母のたま子(池谷のぶえ)に運命の人と出会うと予言されます。
そんな時に入院してきて福美が担当することになった三原(馬場徹)は福美がマッチングしたのにデートに来なかった相手でした。
福美は三原を好きになってしまい運命の人と勘違いしてしまうんですが…という話でした。
フーテンの寅さんのナース版みたいな話で、結局三原が好きだったのは元地下アイドルでナースインフルエンサーのゆずっこである新米ナースの柚子(森田望智)。
推しのゆずっこと会うことができ、もっと長くいたくて三原は詐病してまで入院を延ばしたのでした。
そんな福美の失恋エピソードにからめて神保(要潤)に替わり外科部長になった大貫(マキタスポーツ)の医者至上主義が静(中井貴一)たちにこらしめられたり、
このドラマらしいナースたちの活躍もきちんと盛り込まれていて、安定感のある内容でした。
第3話の評価は…7