タタキのかけ子になる祐子…「3000万」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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コールセンターはクビになった祐子(安達祐実)ですが、ソラ(森田想)への指示役の坂本(木原勝利)に見つかり、




ネコババした金を返却するために、タタキ(強盗)に入る家をさぐるためのかけ子の仕事をすることになります。




コールセンター勤務の経験がこんなところで活かされるという皮肉な展開になりました。




NHK   土曜22時

「3000万」第5話


主演…安達祐実

脚本…山口智之

演出…小林直毅




しかし、このドラマ、放送時期にこんなに連日闇バイト強盗のニュースが世間を

賑わせるとは思ってなかったでしょうね。




闇バイトの内幕をリアルに描いているドラマだけに、見ていてイヤな気分にもなりますが、




そこに普通の暮らしをしていたはずの夫婦が巻き込まれ、ズブズブになっていくさまをハラハラしながら、つい見てしまいます。




祐子がタタキのかけ子の仕事を教えられるシーンは、いけないものを見ている感がありひきこまれましたね。




しかし、祐子も義高(青木崇高)も懲りない人たちで、坂本がその上の元締の大津(栗原英雄)と接触するところを警察に知らせ逮捕させようとするんです。




今回はそのハラハラな展開がクライマックスでした。

肝心な時にコールセンターの同僚(工藤遥)にからまれ、困ってしまうところとかこのドラマならではでしたね。




一緒に撮った写真を祐子が消すように後から頼む時に、祐子が自分の置かれた状況から迷惑をかけられない配慮が感じられ、




自分たちがいかに普通とは違う事態に巻き込まれているかを感じさせました。




大津は捕まりましたが、坂本は逃げ切りました。

定年退職した奥島刑事(野添義弘)も義光の悪事にそろそろ気付きそうです。




取り返しのつかないところに来てしまった佐々木夫婦はどこまで悪い事態の中でもがき苦しむのか、見届けたいと思います。




第4話の評価は…7