こういうエピソードが望ましい!…「放課後カルテ」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

そうなんです。保健室にいる牧野(松下洸平)を中心に、医師らしいアプローチで悩める生徒たちに寄り添い改善する…今回のようなエピソードこそがこのドラマに私めが求めているものなんです。



日本テレビ  土曜21時

「放課後カルテ」第7話


主演…松下洸平

脚本…ひかわかよ

演出…苗代祐史




今回は2人の対照的な生徒がフィーチャーされました。

1人は前回も登場し、無自覚ながら凛を追い込んでしまっていたれいか。




れいかはこういう子っていたよなって思わせるナイスキャラで、悪気なくズケズケと思ったことを口にするタイプなんですね。





それが言われた方にしてみれば傷ついたり、むかついたりするわけで、良かれと思って言ったことも上から目線の自慢と取られてしまい損なタイプなわけです。





今回、れいかは子だくさんできょうだいのお古をよく着ている純美に、服がイケてないと言い、自分の服をあげると言って傷つけてしまいます。




見かねたアローラがれいかに厳しめに注意をし、教室に居づらくなったれいかは保健室に入り浸るようになるのです。




牧野を相手にしても、ズケズケと減らず口を叩くれいか。




そんなれいかは牧野が担任の藤岡(平岡祐太)と会いに言った不登校中の聡と幼なじみで、




別居中の父親(東根作寿英)が働いている場所に会いに行きます。




父親はすでに辞めていて聡はガッカリし、れいかと帰ります。

しょんぼりしている聡にもれいかは遠慮なくいろいろ聞きます。




れいか役の畠中一花という子役さんは、これがドラマデビューとは思えない、堂々たる役者っぷりで、将来が楽しみな逸材です。




昨今の子役さんのレベルアップはスゴいですね。




対する聡は夜な夜な喧嘩ばかりしている両親に、我慢しきれずキレたので、父親は出て行ってしまったと思ってしまい、




その罪悪感から引きこもりになってしまったのでした。




れいかとは対照的に言いたいことを言えず自分ばかり責めてしまうのです。




以前と違い、寄り添うことができるようになった牧野は、2人の話を聞いてあげ良い方向へ導きます。




そんな牧野の様子を病室の外から見ていた高崎(田辺誠一)が、どこか嬉しげでしたね。




子どもたちとの交流で牧野が成長していく姿を見られるのがこのドラマの魅力です。




7話の評価は…8