笑顔は封印のダークな関水渚…「家政婦クロミは…」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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いきなり一家惨殺で血まみれの凄惨な現場で唯一の生存者の家政婦クロミ(関水渚)が証言するという刺激的なオープニングでした。




かなり毒性の強いドラマで、皆さんにおすすめはできかねます。

そこから話は3か月前にこの一家の家政婦になる日にさかのぼります。




3か月の間に何があったのか、気になるスタートでした。




テレビ東京 金曜24時12分

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第1話


主演…関水渚

脚本…本山久美子

演出…湯浅弘章



チーフ演出の湯浅弘章はテレビ東京で過去に「死役所」や「来世ではちゃんとします」「スナックキズツキ」など私めがちゃんと見た深夜ドラマを演出していた人で、それもこのドラマを観ようと決めた理由の一つではあります。




それと大きいのは関水渚が、彼女の武器である明るい笑顔を封印してダークで無表情な家政婦役に挑むというところ。




それは天海祐希が「女神の教室」、松嶋菜々子が「家政婦のミタ」で挑んで女優としての進化を見せたのと似た状況で深夜ドラマとはいえ、期待せずにはいられません。



声のトーンもかなりおさえて、1話のラストで主人の翠(藤原紀香)に害をなす須藤(しゅはまはるみ)を成敗するシーンなど凄みがありました。関水渚、大健闘です。




また、藤原紀香のあの鼻につく感じ(失礼!)が絶妙ですね。

夫がうさん臭い役が似合う高橋光臣というのもまた良いです。




変に愛想の良い長男(阿久津仁愛)も裏がありそうですし、引きこもりで不登校の長女(大熊杏優)も何かあるんでしょうね。




いずれにしても家政婦クロミがどんなことをしてくれるのか楽しみです。




1話の評価は…7