上川隆也演じる犬の化身かもしれない主人公の犬頭はかなりユニークなキャラクターなんですが、初回より慣れた分、受け入れやすくはなったんですが、
前回は居住者がみな自殺する物件で、今回はポルターガイストが起こる物件、どちらもいかにもホラーがらみの問題物件のようなのに…
フジテレビ 水曜22時
「問題物件」第2話
主演…上川隆也
脚本…松田裕子
演出…紙谷楓
前回も今回も調べていくうちにホラー要素はなく、ごまかすために悪人がそうしているって話なんですね。
それが納得のいくものなら良いんですが、無理やりポルターガイストっぽいことになるようにこじつけたようなことになっていて、原作がそうなのかもしれませんがどうにも厳しいです。
今回なら反社の連中が薬物取引をなぜか屋上でやっていて、それを見られないようにするために、わざわざめんどくさいことをしているんです。
いやいや、屋上でやらなきゃいいだけだろうが！ってツッコミ入れずにはいられません。
こういうエピソードばかり続くようでは次回あたりでリタイアになりそうです。
2話の評価は…5
初回とは印象がだいぶ変わりましたね。これなら見続けられるかもしれません。
単なるダメダメ研修医のコメディを見せられるならリタイアするしかないなと思っていたので…。
TBS 火曜22時
「まどか26歳、研修医やってます！」第2話
主演…芳根京子
脚本…船橋勧
演出…山本剛義
これまでの医師たちはブラックな労働環境でも、それを当然のことのように働いてきましたが、
働き方改革が進んだ現代では、それは通じません。
医師不足のために、医師をめざす研修医たちはお客様扱い。医師になってもらわないと困るのです。
このドラマは今どきの新人教育の難しさを描いています。
自分の会社で同じことに頭を悩ませている私めはベテラン指導医たちの研修医への指導の様子を共感しながら見ています。
医師もそうでしょうが、私めのようなテレビディレクターの世界でも、今どきの働き方でいかにスキルアップをさせられるかが悩みどころなのです。
つい、「俺たちの時代は…」と口にしがちですが、それは全く若者たちには響かず、
それよりは今回ならサイバーダウンで電子カルテが使えなくなった時に、入院患者のカルテの内容を記憶している指導医たちが、窮地を楽々と切り抜け記憶する重要性を知らしめるというのに感銘を受けました。
それにより、地獄のカンファレンスで、まどかは患者の現状をしっかり記憶し、指導医たちのツッコミにも耐えるという成長を見せ、それは良いなと思ったのです。
教える方も教わる方もそれぞれに模索しながら成長していく姿は良いですね。
今回だと消化器外科の西山(赤堀雅秋)が戸惑いながらも、研修医との向き合い方で変化があったのを興味深く見られました。
芳根京子はもとより上手い女優さんですから、負荷のかかる演技をもっとさせていいんですがね。かつての妻夫木聡主演「ブラックジャックによろしく」くらいに。
ま~そうもいきませんけどね。
2話の評価は…7
冬ドラマもほとんどの連ドラがスタートしましたので、初回を見ただけで記事を全く書いていない作品をまとめて列記しておきます。
スタートの早かった順に簡単な理由も添えて書いていきます。
1/6スタート
テレビ東京 月曜23時06分
渡邊圭祐主演
「財閥復讐~兄嫁になった元嫁へ~」
やはり復讐ものはもう飽きた感じで、瀧本美織のこういう悪女役も新鮮味無し。2話以降見てもいません。
1/7スタート
フジテレビ 火曜23時
永瀬廉主演
「御曹司に恋はムズすぎる」
おじさんが見るのはどうにもツラい作品。永瀬廉はこういう作品よりもっと演じ甲斐のある役をやらせてほしいです。
1/8スタート
テレビ東京 水曜24時30分
新川優愛、塩野瑛久主演
「五十嵐夫妻は偽装他人」
いかにも少女漫画原作で、こちらもおじさんが見るべきドラマではないと判断しました。塩野瑛久は引き続き来クール以降注目は続けます。
1/11スタート
テレビ朝日 土曜23時
宮近海斗、葵わかな主演
「ホンノウスイッチ」
こちらも年寄りが見るものではありませんでした。作品どうこうよりもはや評価のしようがありません。
1/14スタート
テレビ朝日 火曜21時
松岡昌宏主演
「家政夫のミタゾノ」
いつも通りですね。見続けますが、記事は書きません。特に書くこともないので…
1/14スタート
TBS 火曜23時56分
佐々木希主演
「地獄の果てまで連れていく」
渋谷凪咲は期待通りに怪演していましたが、あまりに血みどろな初回にげんなりしました。復讐ものはもうしんどいです。
以上6作品です。
