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連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

フワちゃんとやす子の問題や五輪選手への誹謗中傷でまさにこのドラマはタイムリーなテーマとなりましたね。




現実はなかなかドラマのようにはいかないでしょうが…。





テレビ東京  金曜20時

「しょせん他人事ですから」第3話


主演…中島健人

脚本…小峯裕之

演出…村上牧人



人気デュオ、ヌーヌーのリオ(野村周平)は自身のニセのいじめ動画を拡散した悪質投稿者を情報開示請求するという戦う姿勢で臨みました。




ネットでの誹謗中傷により妹のリホ(平祐奈)が体調を崩し活動休止に追い込まれたので無理からぬことです。




すると今度は誹謗中傷した投稿者の中から、素性が分かる人を特定しさらすヤツが現れます。

炎上を仕掛ける愉快犯ですね。




そのせいで中山(小手伸也)はネットで素性をさらされ、ヌーヌーを支持する人から叩かれ。会社にも抗議電話が殺到します。




本人はたいしたことをしてないのにと思っていても、加害者が被害者になってしまうネット社会の恐ろしさが描かれました。




現実にはまだまだ情報開示請求にまではなりませんから、こういう事態になることは少ないでしょうね。




リホは拡散者までが苦しむ事態になり、そんなことになってしまったことに苦しむリオに憂慮し、保田(中島健人)に情報開示請求の取り下げを依頼しますが、




我々は依頼者の道具にすぎないので、どうしたいかはご自分でと言われ、生配信で直に自分のメッセージを送ります。





こうなってしまったことを憂いていること、しかし同じようなことで苦しむ他の人たちのためにここで情報開示請求を取り下げることはしない、自分たちはこれまで通りに歌っていく。




素晴らしいメッセージでしたね。

原点に回帰し無名の頃に歌っていた路上で復活ライブをしました。



平祐奈の歌声が美しかったですね。

兄妹がまた前向きになれて良かったです。

そして野村周平はやはりもっと使ってほしい逸材です?




第3話の評価は…8








さて、記事を書き続けるかどうするかで悩んでいたら1週遅れになってしまいました。今から書くのは先週木曜日に放送された第3話です。




…で、結論から先に書くとこれが最後の記事になります。

やはり見ていて気分が悪くなるドラマの感想を書くのは苦痛だと思ったのでこの第3話でリタイアすることにしました。




テレビ朝日  木曜21時

「スカイキャッスル」第3話


主演…松下奈緒

脚本…橋本裕志

演出…中前勇児




やはり主人公に1ミリも共感できないドラマを見るのがいかにツラいかよくわかりました。




私めは松下奈緒の優等生的な演技も苦手でしたが、エゴ丸出しのイヤな女性を目をひんむいて演じる演技もそれ以上に苦手のようです。




紗英という女性が偽りの経歴で恋人を蹴落とし医師の妻となりあがり、娘も医師にしようとする野心が、腑におちる何かがわかっていればまだしもなんですが、




養護施設で育って苦労したくらいしかわかっておらず、しかも娘の瑠璃(新井美羽)も性格悪いし、夫の英世(田辺誠一)もかつての恋人(映美くらら)を邪険にするしで、家族ぐるみで共感持てないんです。




なので、紗英の本性を見抜いている姑の雪乃(藤真利子)がイヤミを言ったりイビるシーンが良かったりして…(笑)

藤真利子の迫力がスゴいんですが、紗英もひるまないんですね。




紗英の過去を知っている泉(木村文乃)が何とかしてくれないかとは思ってるんですが…。





モラハラ夫の亘(鈴木浩介)に反抗する杏子(比嘉愛未)が辛うじて見られますが、それだけ楽しみにするのも違う気がして…。




母親が病気のために金を稼ぐ未久(田牧そら)が相手を脅すところを紗英が盗撮している姿を見て、あ~やっぱり記事はもう書けないと断念しました。




一応見続けるとは思いますが…。









前回、航平(中沢元紀)に告白されキスまでされてしまった太一(小林虎之介)。




モヤモヤしていたものを吐き出してスッキリした航平に比べ、太一は逆に航平の思いをどう受け止めたらいいかモヤモヤし始めるのでした。





そんな逆転ぶりが今回はキャンプに行った先で更に際立つのでした。




テレビ東京  水曜24時30分

「ひだまりが聴こえる」第6話


主演…中沢元紀、小林虎之介

脚本…川﨑いづみ

演出…八重樫風雅




キャンプに誘われ、素直に喜ぶ航平。

行くと返事をもらえて太一も喜びます。




太一はまだ航平とは親友気分でまた仲良しに戻れたのが素直に嬉しい様子。




でもやはり、どこかに航平が自分を好きというのをどう考えてよいかモヤモヤしてしまうようで、




キャンプ先で嬉しくてニヤニヤしてしまうのを我慢している航平に、我慢するなと言い、航平が笑顔を見せたら、太一はついその笑顔を見惚れてしまいます。




太一の中に自分でもよくわからない感情が芽生え始めているようです。




夜寝られず星を見に出た航平を追って太一もそばに行ったら、





いたずらっぽく航平はそんなに無防備だったらまたキスしちゃうよと言います。すぐに冗談と打ち消しましたが、航平はちょっとした小悪魔ですね。




「もうあんなことはしない。太一がイヤがることはしないよ」とフォローしますが太一は聞こえないような小声で

「イヤじゃなかったらどうするんだよ」と呟きます。




何かが太一の中で変わっていて、ついそれが口からこぼれた感じでした。

太一は悶々として寝られなかったんでしょうね。




翌朝の歯磨きシーンに、寝られなかったのを隠す太一に比べ、よく寝られたと言う航平との対比が皮肉でした。




次回からは航平と同じように聴覚障害を持つ後輩のマヤが登場します。

航平と太一の間に割って入ってきそうですね。





第6話の評価は…7