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連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

前回のラストで、西園寺(松本若菜)をめぐって楠見(松村北斗)と横井(津田健次郎)で三角関係の恋愛バトル勃発か?となりましたが、




そうあたりまえの展開にならないのが、このドラマの良さでもあり…




TBS  火曜22時

「西園寺さんは家事をしない」第6話


主演…松本若菜

脚本…兒玉宣勝、宮本武史

演出…井村太一




西園寺を自分が守ると言った横井のあとから、ちょっと待った~的に僕もですと言った楠見。




その真意は何だったか聞くと、楠見は楠見なりに考えたようで、娘のルカのことを心配になるように、西園寺のことも心配になったので、これは「家族愛」だと答えます。





家族愛?家族愛か~(笑)

なるほどそう来たかと思いました。




友人たちは失恋じゃんと言いますが、西園寺は家族愛最高!とまんざらでもありません。




一方の横井とはドライブデートに行くことに。

変な服に気合いの入った車、車内のBGMはなぜかMAXの「トラトラトラ」(笑)



水族館に行くと大量のぬいぐるみを買い込む横井。

どうも変な感じでしたが、あまりこういうことに慣れていないらしく、友人からアドバイスされ、車も借りて臨んだようです。




ぬいぐるみは急遽デートを切り上げ手伝いに向かったこども食堂の子どもたちのためでした。




いろいろ知ると横井は懐が深く誠実な人柄でした。




ニセ家族はやはり解散すべきとする楠見に対して、西園寺は横井ならニセ家族のことを理解してくれるかもと考えます。




…で、横井を招いてすべて説明します。

西園寺の予想は当たり、横井はニセ家族を理解し受け入れてくれます。




それで、自分は西園寺の仮彼氏にしてほしいと望みます。





仮彼氏?また新しいワードが出てきました。

返事は先延ばしでいいからって意味のようです。




次回からはニセ家族に仮彼氏も加わるようです。またヘンテコな状況になりそうですね。





楠見は西園寺をどう思っているかが曖昧で、そのへんの松村北斗のファジーな演技が絶妙です。





津田健次郎も真顔でコミカルな感じが良いですね。美声なので何を言っても変に説得力があるのが笑えます。





第6話の評価は…7



このドラマはいろいろネガティブになりがちな状況にあるのに、前向きに生きる岸本家の人々に、勇気付けられたり学ばされます。




今回も車イスユーザーになったひとみ(坂井真紀)やダウン症の草太の小学校の時のエピソードで、「してあげる」より逆に「させてもらう」ことが喜びにつながることを学べました。





NHK  火曜22時

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」第4話


主演…河合優実

脚本…市之瀬浩子、鈴木史子

演出…大九明子




かつてまだ七実(河合優実)がお腹にいた時にひとみは夫の耕助(錦戸亮)と手をつないで家につながる坂道をのぼりました。




その坂道を今では車イスユーザーになったひとみは1人で自力で上がろうとします。

しかし、途中で力尽き、困っているところを「大丈夫ですか?」と声をかけてきた人に押してもらい上がることができました。




そんなひとみのために、何かしてあげられることはないかと、七実は大学に入り、福祉の勉強をしようと思っていたのですが、




いつか良くなるように…と絵空事を並べる講義を聞くと「いつかっていつやねん!」と吐き捨て出てきてしまいます。




そのあとたまたま入った教室で、車イスユーザーの学生が起業し、車イスユーザーだからこその目線でユニバーサルデザインをしていくという話に感銘を受けます。



良いと思ったら即行動の七実はすぐさまその首藤に直談判し仲間に加えてもらいます。



ひとみのためにもとがむしゃらに働く七実の姿を見て、首藤は頑張るとお母さんは喜ぶの?とたずねます。




答えられない七実は逆に首藤は何が喜びかを聞きます。





首藤は人から「ありがとう」と言われることだと答えます。

何かしてもらうことより、誰かの役に立てた時の方が嬉しいんだそうです。





七実はひとみにしてあげることばかり考えていたと反省します。




そのひとみ当人はリハビリで通院していますが、そこで他の患者やその家族はひとみの話を聞いたり、話を聞いてもらうのを楽しみにしていました。




人の話を聞くのが上手なので心理カウンセラーになったらと誘われもします。





そんなひとみに七実は首藤の会社が参加する駅ビルのバリアフリー化のコンペに、障害者の立場から改善点を話してほしいと頼みます。




ひとみは人前に出て同情されるのはイヤだと断りますが、草太が小学校に上がったばかりのことを思い出します。





草太を心配で見守っているひとみにある友だちが草太は可哀想なのかと聞いてきます。障害は治らないのか?頭が悪いのか?と子どもは遠慮がありません。




ひとみは病気じゃないから治らないし、頭が悪いのではなく話すのが苦手なだけ、可哀想なんかじゃないと答えます。




安心したその子は草太をサッカーに誘ってくれました。

そのサッカーの試合でハートが強いからと、みんなが嫌がるフリーキックを命じられアシストをきめます。

みんなに喜ばれ、草太は満面の笑みでした。




ひとみは車イスだから可哀想だと自分が一番思っていたと反省します。1人で上がれなかった坂道を、1人で車イスで上がりきります。




そしてコンペにも出て大好評。即決で首藤の会社に決まります。

七実は首藤の会社の広報になり、ひとみはアドバイザーになります。




苦しい坂道もひるまず進むたくましさ。

今回も感動的でした。




第4話の評価は…8









MMTなんかやめちまえと言い続けて、自分は加わろうとしない江森(大森南朋)にいい加減ウンザリしてきました。





フジテレビ  月曜22時

「マウンテンドクター」第6話


主演…杉野遥亮

脚本…高橋悠也

演出…高橋貴司




大体、前回宇田(螢雪次朗)の死を受けて整形外科が専門の宮本(杉野遥亮)におまえが心臓の異変に気付かなかったからだと責めたのもどうかと思ったんです。





宇田は確か江森が担当していた患者でしたよね?おまえが気にかけろや!ってのもあるし、





今回、MMTの循環器内科専門の掛川(近藤公園)が宮本に任せず、専門の自分がチェックすべきだったと悔やんでましたが、




だったら、宮本にはあんなこと言わずに掛川にも診てもらうべきだったで良かったじゃないですか?




すべておまえのせいだ的なあの言い方は無いですよね。




…で、今回になっていつどうやって届いたか謎の宇田の手紙を宮本に渡してましたが、もっと早く渡せや!って思ったし、




改めて宮本がMMTへの協力を頼んだら、自分には時間がない…って。

病気か何か?と意味深発言。





どうせまたミスリードで大したことないんでしょうけど、専門の山岳医でありながら協力しないで文句ばかり言ってるっていい加減腹が立ってきますよね。




あと、宮本の父親が認知症ってエピソードを挫折した宮本に追い討ちかけるように盛り込んでましたが、





認知症をこういう風に扱うことに、私めはかなり抵抗を感じました。




リタイアも間近な感じがします。

最終回まで見続けられるでしょうか?





第6話の評価は…6