連ドラについてじっくり語るブログ -51ページ目

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

いきなり一家惨殺で血まみれの凄惨な現場で唯一の生存者の家政婦クロミ(関水渚)が証言するという刺激的なオープニングでした。




かなり毒性の強いドラマで、皆さんにおすすめはできかねます。

そこから話は3か月前にこの一家の家政婦になる日にさかのぼります。




3か月の間に何があったのか、気になるスタートでした。




テレビ東京 金曜24時12分

「家政婦クロミは腐った家族を許さない」第1話


主演…関水渚

脚本…本山久美子

演出…湯浅弘章



チーフ演出の湯浅弘章はテレビ東京で過去に「死役所」や「来世ではちゃんとします」「スナックキズツキ」など私めがちゃんと見た深夜ドラマを演出していた人で、それもこのドラマを観ようと決めた理由の一つではあります。




それと大きいのは関水渚が、彼女の武器である明るい笑顔を封印してダークで無表情な家政婦役に挑むというところ。




それは天海祐希が「女神の教室」、松嶋菜々子が「家政婦のミタ」で挑んで女優としての進化を見せたのと似た状況で深夜ドラマとはいえ、期待せずにはいられません。



声のトーンもかなりおさえて、1話のラストで主人の翠(藤原紀香)に害をなす須藤(しゅはまはるみ)を成敗するシーンなど凄みがありました。関水渚、大健闘です。




また、藤原紀香のあの鼻につく感じ(失礼!)が絶妙ですね。

夫がうさん臭い役が似合う高橋光臣というのもまた良いです。




変に愛想の良い長男(阿久津仁愛)も裏がありそうですし、引きこもりで不登校の長女(大熊杏優)も何かあるんでしょうね。




いずれにしても家政婦クロミがどんなことをしてくれるのか楽しみです。




1話の評価は…7















深夜ドラマの中では期待通り、最も好感の持てる作品です。




同じような作品ばかりの深夜ドラマの中でテーマが異色の作品で福島県の各地を舞台に、移住者とその土地の住民たちとの関わりを、実在の人物をモデルに1話完結で見せていくというものです。




今回は、相馬馬追いが有名な南相馬市が舞台でした。




テレビ東京 金曜24時42分

「風のふく島」第1回


主演…佐藤大樹

脚本…熊本浩武

脚本、演出…池田千尋



今回の主人公は小さい頃から馬に親しみ馬術の日本代表にもなった中村(佐藤大樹)という青年。



一流企業の内定をもらうも、何だかつまらなそうだからと辞退してしまい、馬についてのことで起業しようと、馬が生活の身近にある南相馬市にやってきます。




中村はいかにも今どきの青年で、自分のやりたいことはすんなり受け入れてもらえると軽く考えているのですが、




1000年以上の歴史があり、神事として大事に継承され守られてきた相馬馬追いをビジネスに利用とする中村の考えは不謹慎だと一蹴されてしまいます。




協力的な鈴木という女性にまず敵のことをよく知るべきとアドバイスされ、中村は相馬馬追いに参加させてほしいと願い出ます。



保存会で一番うるさ型の牛来(オクイシュージ)に教えを乞いますが、実は牛来は鈴木の父親で、鈴木からのとりなしもあり、渋々教え始めます。




名乗りの口上からして、腹からしっかり声を出さなければならず、厳しい稽古に中村も食らいついていきます。




伝統を知るということから、中村は牛来ら地元の人々にも理解され、起業へと進められそうです。




中村は幼い頃の自分に胸を張れる生き方をしていけそうですね。

応援したい気持ちになりました。




1話の評価は…7













記事を書くかどうか悩みましたが、とりあえず3話くらいまで見て判断しようかなと思います。




主演が演技派女優として期待を寄せる小野花梨だから見るようなものですが、秋ドラマの「スノードロップの初恋」のヒロイン役のように、別に小野花梨じゃなくてもいいような役にならないことを祈るばかりです。




日本テレビ 木曜23時59分

「私の知らない私」第1話


主演…小野花梨

脚本…大林利江子

演出…今和紀



随分と怪しい謎をてんこ盛りにしてきたな~というのが初回の感想です。



ヒロインの周りの人物がみんな怪しいんですね。




ある日目がさめたら、入院していて1年間の記憶をなくしていて、

目の前にいる医師(小池徹平)が婚約者で、結婚も近いらしく

職場も変わっているし、高校時代死んだはずの親友(馬場ふみか)は生きていて現れたし、

同僚(兵頭功海)からあんたは人殺しと言われ、以前住んでた部屋に行ったら血染めの服があるし…




って何だかいろいろぶち込んできたなという感じでした。




かなり強引に話を進めていて、なんで?っておかしなところもありましたが、この手のドラマはそんな細部に引っかかっていたらキリがないのでスルーしました。



親友の翠は、芽衣(小野花梨)が結婚した奏多と旧知のようですが、何を企んでいるのか、小池徹平が演じていると奏多にも裏がありそうです。




芽衣は記憶を取り戻していくのか?仕組まれた罠は?

展開が面白くなっていけば見続けますが脚本の粗さがあまりに目立ったらリタイアになりそうです。




1話の評価は…6