予告篇を見て期待した通りの物をきちんと見せてくれる良心的なホラー。ただ、それ以上の驚きはないのでホラーファンには物足りない。まあミーガンの顔が『キックアス』の頃のクロエ・グレース・モレッツとベラ・ファーミガ足して二で割ったような美少女なのでそれを見る価値はあります。
始まり方が『シャイニング』なんでいきなり不穏、その次が『ロボコップ』のオマージュなんでやっぱり不吉、姉の子の面倒を仕方なくみるハメになる叔母さんは『ジュラシック・ワールド』以来信用がおけないと相場が決まっている。今後の展開に疑問の余地がないので、逆に安心できるのが良心的ホラーね
この映画がいいたいのは「子どもにはちゃんとした大人の指導者が必要」って事ですね。子ども同士の会話から抽出した材料で「子どもらしく」振る舞い、さらに「子どもを助ける」ようにAIに「学習」させたらどうなるか、という話なので。これはきちんと考えておくべき重要な課題だと思いますが……