現代日本は、
人に会っても、
本屋さんに行っても、
テレビをつけても、
至るところでダイエット、
という話題に尽きません。
ダイエットとは、
痩せること、減量すること。
言わずと知れたことですよね。
ほとんどの人が思っている、
そのダイエットの意味ですが、
実は、本来の意味とは、
ずれてきてしまったようです。
語源は、
ギリシャ語のdiaitaで「生き方」「生活様式」
↓
ラテン語のdiaeta「1日の食事」「1日の仕事」「1日の旅程」
↓
フランス語のdiete「食事療法」
↓
英語のdiet「規定食」「日常の食物」
↓
日本語のダイエット「痩せるための食事制限」1973年~
(日本の実業家、稲盛和夫氏の著書のタイトルでもある)
『生き方』なのかー
最初に知ったときはビックリ
ダイエットが『生き方』。。
生き方から痩せるに転じた。。
その変わりように、ビックリです
ちなみに、
研究社の新英和中辞典ではdietは
以下のように和訳されています。
1 日常の(飲)食物
2 (治療・体重調節などのための)規定食、特別食、食事、食事療法、食事制限
日本では、もともと、医療用語として、
英語の用法にならった意味で使用されて
いましたが、一般にはこの言葉が
「減量のための食事制限」として、
限定的に使用されるように変わってきました。
また、「痩せる」という部分のみに注目を
されて変化した「ダイエット=減量・摂生」
という意味で誤用されたことで、
「食事療法」といった意味も
忘れ去られてしまい、
今では一般的に
「減量」や「痩身」の意味として、
使われることが多くなってしまいました。
つまり、ダイエット(diet)の本来の意味は、
「ダイエットとは、
健康や美容を保持するために、
食事の量や種類を制限すること。」
であって、
運動して減量するとか、
痩身の為にエステサロンに通うことではない、
ということです。
言葉の意味からしても、
ダイエットの基本は食事のコントロールです。
栄養バランスのよい食事を心がける事が
基本になるということです。
運動やめたら、またリバウンドします。
エステサロンに通っても、
いっこうに痩せない人もいます。
食習慣自体が、
変わらないからです。
そういった語源から考えると、
「ダイエットは一生必要です」
ということになります。
つまり、
「食べ方に留意していくことはずっと必要」
ということ。
自身の食事を管理するということは
生きている限り必要ということなんです。
語源を集約すると、
「食べることとは、生き方」
納得です
(ネットから拝借しましたが、これも納得です)
私は6年前から今現在の生業(なりわい)、
ミネラルファスティングと現代の美容食育
(分子整合医学・栄養学)のアドバイスを
おこなっていますが、
世間一般で浸透してしまっている
ダイエット(痩せる)の意味では無く、
ダイエット本来の意味、
「食べ方」と
「生き方」
ということから、ぶれずに、
それを多くの方に伝えるべく、
過ごしてきました。
食べ方を見つめることは、
生活そのもの、生き方、
私自身がそう教わってきて、
実践してきて、
おかげさまで今の身体に改善されました。
その体験があったからこそ、今です。
それは伝える側になっても、
本来の意味でのダイエット(食べ方・生き方)
を言い続け、伝え続けています。
非常に大切なことだと実感しているからです。
私に関わる多くの方たちに良い意味で
「食から生き方」が変わっていくような提案、
そして私自身そういった生き方を
変わらずに今後も続けていきたい、
そう思っています。
さらに、こうも言えますね。
「ずっと健康で、
ずっと美味しいものを食べたいなら、
ダイエットは必要です」
ということです。
ずっと健康で、ずっと美味しいものを食べるためのこと、
ファスティングマイスター初級講座でお伝えしています。
食育・美容に、健康のベースに!ファスティングマイスター初級講座
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また、スポーツ栄養セミナーでは
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